人生を変える

A37_「一般質問」と「限定質問」を使い分ける①

【本日の活動またはニュース】

■先日、図書館で

「高級腕時計大全」という本を
みかけました。

ものすごい高い腕時計のみを
厳選して集めた本
だったのですが、

2億近い時計も載っていて
本当に驚きました。

私自身はそこまで時計に興味があるわけ
でも詳しいわけでもないのです。

ただ

「時間を知るのに2億もだす人いるのか?」

とかのありきたりな問いは言うことが
できないほど洗練された時計ばかりでした。

高級な腕時計の美しさは何なんですかね?

腕時計は数百のパーツからできたものが
多いそうです。

考えてみれば、それらが組み合わさって
円滑に動いて

一瞬一瞬の時を刻んでいると思うと
ものすごいことだと思います。

雑誌には、

「腕時計は身に着ける資産である」や
「人の英知が生んだ人類の宝」

などとも表現されてました。

「時間」という本当は見えないものを
見えるもの
にしてくれている

「時計」という素晴らしい価値に
気付きをもらう時間となりました。

私達も磨こうと思えばいくらでも
磨くことができる「会話力」

磨いていきたいですね。

【本編】「質問」を繊細に組み合わせる

■今週から

「話し方を変える」について
お伝えしています。

「話し方を変える」の3原則は、

1.「傾聴」
2.「質問」
3.「相手の言ったことを
否定しない」

です。

昨日は、2.「質問」について
10種類の質問を例示しました。

1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」

本日はこのうちの

1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」

についてお伝えします。

■本題に入る前に

本日、「はじめに」で時計の話を
しましたが、

腕時計は数百のパーツが組み合わさって
時を刻んでいます。

私たちの人生も

自分に対しての質問(自問)
誰かに対しての質問(会話)

を人生の中で複数組みあわせ

それが円滑に動くように
日々あれこれ工夫をしながら
生きています。

その組み合わせしだいでは、
とてもよい時間を刻むことができ、

ときにはよくない時間も刻んでしまう
こともあります。

お金の問題ではないのですが、
ときには質問が「億以上の価値」に
(場合によってはマイナスの意味でも)

なることがあると思います。

組み合わせるのには最善の注意と
繊細な作業
(ここではあえて作業を
使いました)

が求められると感じました。

■それでは本題です。

前号では、

1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」
について

●1オープン質問(一般質問)
「サッカーのWカップでどの国が
優勝すると思いますか?」
「Wカップで日本はどんな成績を
残すと思いますか?」

●2クローズド質問(限定質問)
「サッカーのWカップで日本は
予選突破すると思いますか?」
「日本とコロンビアどちらが
勝つと思いますか?」

を例としました。

■このように

「オープン質問(一般質問)」は、

相手に自由な回答を求める自由回答式
質問のことです。

「何が」「なぜ」「どのように」という
言葉が含まれることが多いです。

「クローズド質問(限定質問)」は、

「YES」か「NO」で答えられる質問
選択から選んでもらう質問
端的に答えられる質問

のことです。

■私自身は、

この2つの質問を使いこなせるように
なったら、

本当に人生が変わると思っています。

実のところ、

この2つは営業や会話系の本や
セミナーで紹介されたり、
説明されることが多いのですが、

本当に深いところまで突っ込んで
説明されることも少ない
と感じています。
(私のサイトでも今のところは
すごく浅いですが・・・)

■私はこの2つが重要だと思う理由は

会話の多くは、この2つの質問から
はじまる
ことが多く、

そして、

話す書く考える工房が伝えている
「話し方を変える」では、

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

ということを「傾聴」のポイント
としてお伝えしています。

■会話の最初で

相手の話の1つ目を引き出したら、

基本的には
「相手に突っ込みを入れ続ける」

ということを基本スタイルと
しているため、

最初の段階で方向性を決めることが
重要になってくるのです。

■なので、

はじめのの質問で

オープン質問(一般質問)
クローズ質問(限定質問)

のどちらを選ぶか

さらに、その質問の中身を
どんなものにするかが

極端にいうと
そのときの会話の全体の流れ

決めてしまうといっても
過言ではないのです。

■もちろん、

会話が思わぬように進んでしまう
こともありますが、

そのときに流れをもとに戻すためにも

オープン質問(一般質問)と
クローズ質問(限定質問)は、

使うことができます。

■今日は、腕時計の話をしたので

具体的な話をあまりできませんでした。

次号からは、

もう少し具体的な内容を
お伝えするようにします。

引き続きよろしくお願いします。

今日も読んでいただきありがとうございます。

この記事のポイント

■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。

■1「オープン質問(一般質問)」は、
「何が」「なぜ」「どのように」が
含まれる る自由回答式な質問のこと。

■2「クローズド質問(限定質問)」は、
「YES」か「NO」で答えられる質問
選択から選んでもらう質問
端的に答えられる質問
のこと。

■はじめの質問が
会話全体の流れを決める。
だから、はじめの質問が大事。