人生を変える

A39_「一般質問」と「限定質問」を使い分ける③

「クローズド質問(限定質問)」の特性

■今月に入ってから

「話し方を変える」の「質問」の
具体的な話をしています。

1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」

についてお伝えしています。

前号では、

「オープン質問(一般質問)」について
どんな答えが返ってくるかの予想と

「オープン質問(一般質問)」は、
話が意図してる方向と違うところに
進んでしまう可能性が高くなる。

なので、

「オープン質問(一般質問)」と
「クローズド質問(限定質問)」を
上手く組み合わせて使っていくとよい

という話をお伝えしました。

■今日は、

「クローズド質問(限定質問)」について
どんな答えが返ってくるかの予想です。

【今日のサッカーの日本戦みますか?】
●見ますよ。
●飲みに行く予定だから見ません。

【サッカーに興味がありますか?】
●ありますよ。
●あまり興味がありません。

【サッカーのWカップに興味がありますか?】
●うん、ありますよ。
●サッカー詳しくなくて。

【スポーツ見るの好きですか?】
●好きですよ。
●見るよりやるほうが好きです。

【今日の夜テレビをみますか?】
●サッカーの日本戦あるよね。
●最近TV見ないんだよね。

【今日は直接家に帰りますか?】
●はい、仕事終わったらすぐ帰ります。
●今日は、映画見て帰ろうかと思って。

■このように、

「クローズド質問(限定質問)」は、
「オープン質問(一般質問)」と比べて、

話の流れが意図と違う方向に
行ってしまう可能性が低くなります。

「クローズド質問(限定質問)」にも
いくつか種類があって、

・「YES」か「NO」で答えられる質問
・選択から選んでもらう質問
・端的に答えられる質問

があります。

■今回例示した質問は、

「「YES」か「NO」で答えられる質問」

だったので、

相手の答えが基本的には、
「YES」か「NO」の2択で返ってきます。

前の号でお伝えした通り、

「オープン質問(一般質問)」は、

少し考えただけでも3つ以上の
答えが返ってくる可能性があります。

■「クローズド質問(限定質問)」の
「YES」か「NO」で答えられる質問は、

相手から返ってくる可能性がある
答えは2つ。

「オープン質問(一般質問)」は、

相手から返ってくる可能性がある
答えは3つ以上。

どちらが会話をコントロールしやすいかは
明白ですよね。

「クローズド質問(限定質問)」は、
話をコントロールはしやすくなりますが、

話の広がりがなくなってしまうという
デメリット
もあります。

なので、やはり

「オープン質問(一般質問)」と
組み合わせて使うのが有効
です。

この2つの質問については、

もう少し説明をしたいので
次の記事以降に続きます。

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■「クローズド質問(限定質問)」は、
話が意図してる方向と違うところに
進んでしまう可能性が低くなる。

■「クローズド質問(限定質問)」には、
・「YES」か「NO」で答えられる質問
・選択から選んでもらう質問
・端的に答えられる質問
がある。

■「YES」か「NO」で答えられる質問は、
基本的には答えが2択になるので、
会話を意図した方向に進めやすい。

■「クローズド質問(限定質問)」にも
デメリットはあるので、
「オープン質問(一般質問)」と
組み合わせて使うとよい。