藤井聡太の将棋の名言集・格言集
藤井聡太の将棋の名言・格言
将棋を指すために生まれてきたかは分からないですけど、将棋に巡り合えたのは運命だったのかなと思います
人生の中で運命と思えるものに早い段階で出会えているというのはとても大きなことです。
藤井聡太の将棋の名言・格言
20歳までに結果(タイトル)を残したいという思いはあります
何かを思わなければ何もはじまらないのじゃ。まず思うことが重要じゃ。
松下幸之助さんも「まず思うことが重要」というなことをおっしゃられていますよね。人の思い。これ以上に強いものはないのかもしれません。
藤井聡太の将棋の名言・格言
当然、自分の実力以上の結果が出ているというのが実感です
自分の実力以上の結果を出せる舞台に上がれているということじゃな。
「自分の実力以上の結果が出ている」と言ってますが、そんな環境に身を置くことも普通の人にはなかなかできません。それを10代にして実現しているというのはやはりすごいことなのではないでしょうか。
藤井聡太の将棋の名言・格言
自分は・・・ただ将棋を指してきただけなので、大きく採り上げていただけることはうれしい反面、照れくさいというか気恥ずかしい気持ちもあります
大きく採り上げられることに慣れることは、強さの一つとなるのじゃ。
10代らしい恥ずかしさが垣間見える瞬間ですね。
藤井聡太の将棋の名言・格言
やっぱり興奮してしばらく眠れない感覚はありました。対局の日は、終わってしばらくは(当日の)将棋のことを考えてしまいます
自分がしていることをどれかけ考えられるかで差がつくのじゃ。
興奮して眠れないぐらい考えてしまうことが1つでもあれば、人は幸せなのではないでしょうか。
藤井聡太の将棋の名言・格言
闘志が必要かどうかは難しいと思いますが、もちろん勝ちたい気持ちはあります。でも、勝つためにはいかに最善に近づくことしかないので、局面局面で最終的な勝ち負けを意識した方がいいかどうかは・・・
勝つためには勝ちたい気持ちと最善を求めることが必要じゃ。
勝つためには、勝ちたいという気持ちが必要。当たり前のことを言っているようですが、すごく重要なところだと思います。
藤井聡太の将棋の名言・格言
5歳の夏に将棋を始めて、冬には地元の子供教室で1手詰、3手詰を普通に解く感じになって・・・。意識的に取り組んできたことではないんです。好きだから自然に続けてきました
好きで自然に続けられることがあることは本当に強いの~。
意識的に何かに取り組まなくても自然にやってしまうもの。これがすぐに見つかる人もれば、ずーと見つからない人もいる。でもそれが人生です。
藤井聡太の将棋の名言・格言
詰将棋の美しさは芸術的なものですが、将棋には勝敗があって一手に優劣が付きます。詰将棋のようなカッコイイ手が最善だったらいいですけど、実は悪手だったということもあるので、まずは最善手を・・・。派手な手と「地味だけど最善手」の兼ね合いはとても難しいと思います
人はどうしても目立とうとして派手なものを求めてしまうものじゃ。それが最善手かわからずに。
人生でも「地味だけど最善手」を打ち続ければ勝てるかもしれない。ただそれだけで本当に楽しいかはわかりません。派手な手もやっぱり必要でしょう。
藤井聡太の将棋の名言・格言
終盤になってくると勝ちたい気持ちは強まってくるので、どんどん前傾姿勢になってしまうことはありますけど
人生において今が前傾姿勢だと言えますか。今がそうでなくても、いつかは前傾姿勢になりたいですね。
藤井聡太の将棋の名言・格言
将棋に対する思いはずっと変わらないです。ずっと好きで自然にやってきた感じです。将棋を指したくないとか、駒に触れたくないとか思ったことはないです
ずっと変わらない思いを持てていることが強さの秘訣なのでじゃな。
人は、一度「したくない」と思ってしまったことをもう一度取り組むことが難しい生き物です。「したくない」と思ったことがないというのは強いですね。
藤井聡太の環境の名言集・格言集
藤井聡太の環境の名言・格言
もちろん羽生先生にそう言っていただいたのはものすごく嬉しかったですけど、これからどれだけ強くなれるかだと思いますので。将棋って・・・ハイ、深いゲ―ムなので、ものすごく強くなれる余地はあると思っています
生まれたときに強い棋士がいたことが、彼が強くなった理由の一つじゃ。
羽生善治さんがいた強かった時代に生まれたことが、藤井聡太さんを強くしてることは間違いないですよね。
藤井聡太の環境の名言・格言
家族は将棋のル―ルを知っている程度なので、あまりよく分かっていないと思います。学校では新聞とかテレビを見た友達から「すげーじゃん」と言われたりはしますけど。女子からの視線? いえ・・・そういうのは全くないです
藤井さんは否定してますが、異性からの視線って少なからず気にしてしまいますよね。
藤井聡太の環境の名言・格言
将棋でも囲碁でも、強いコンピュータが現れて人間が負けたとなるとAIへの脅威論が出てきたりしますけど、空間の限られたボードゲームはAIが得意とする分野ですので。AIが人間と同じ知能を持つかといったら別の話で、汎用人工知能は自動運転の延長にはない、という話を伺いました
ものごとを客観的に見ることができる。このことが本当に強くなるためには必要じゃ。
将棋を含めたボードゲームのことをAIが得意な分野と認めつつ、AIが人間と同じ知能を持つかは別の話と捉えられていることに藤井棋士の強さを感じます。
藤井聡太の環境の名言・格言
序中盤は人間からすると茫洋としていてなかなか捉えづらいですけど、コンピュータは評価値という具体的な数値が出るので、活用して参考にすることでより正確な形勢判断を行えるようになると思います。居玉はよくないとか、人間はパターンで考える感覚がありますが、コンピュータは居玉でもいい形というのを捻り出してきたり、局面を点で捉えますので
漠然としているものを、きちんと捉えられる能力を磨くことが大切じゃ。
ある局面を今まで経験してきたパターンで考えるのが人の特徴です。この特徴のおかげで人類は発展してきたといえますが、弱点となることもあります。コンピュータを使って上手くこの弱点を補っていきたいですね。
藤井聡太の目標の名言集・格言集
藤井聡太の目標の名言・格言
名人もプロになったからには目指すべきものですし、強くならないと見えない景色があると思いますので、そこに立てるように頑張りたいです
彼が言うように、世の中には強くならないと見えない景色があるのじゃ。
目標として見据えているものがきちんとある。これも藤井聡太棋士の強さなのではないでしょうか。
藤井聡太の目標の名言・格言
公式戦では自分の頑張り次第で当たるところまで行けるので、羽生先生と当たるところまで登りつめないと、と思いますし、憧れからは抜け出さないといけないと思います
憧れを持って強くなり、そしてそこを超えていくことが重要じゃ。
藤井棋士が羽生先生にあこがれをもっていたからこそ、あそこまで強くなれたのは間違いないと思います。ただし、テニスの錦織選手がフェデラー選手を尊敬しすぎていて勝てなかったに憧れを捨てることが必要なこともまた事実です。
藤井聡太の目標の名言・格言
コンピュータに関係なく面白い将棋を指すことは棋士の使命なので。そういう将棋を指せるように頑張りたいと思います
面白いと思ってもらえることをすること。これは何においても重要なことじゃな。
将棋はスポーツにも似ている勝負の世界です。でも、人が面白いと思える将棋を指すこともプロとしては求められることなんですね。
藤井聡太の目標の名言・格言
将棋を突き詰めていくことが僕の使命。
若くして自分の使命に巡りあえていることがすごいことじゃ。
何かを突き詰めていくものを持っている人の人生は安定します。そして本人がそれを使命だと思っていればなおさらのことです。
藤井聡太の課題の名言集・格言集
藤井聡太の目標の名言・格言
たくさんあると思いますけど、まずは序中盤の形勢判断でしょうか・・・。将棋にはものすごく強くなる余地があると思っていますので、自分の頑張り次第かと思います
課題があるからこそ、さらに強くなれる可能性があるのじゃ。
課題があることをどう捉えるかが大事です。強くなれる、成長できる余地があると捉えるとよいでしょう。
藤井聡太の目標の名言・格言
やっぱり苦しくしてしまった将棋の方を覚えています。大橋さんとの新人王戦、小林先生との王将。相当悪くしてしまいましたから。あと、やはり加藤一二三先生との初戦です。1秒も読んでいない手を強い手つきで指されて相当ビックリしました
苦しいことの中から次の解決する課題を見出すのじゃ。
人は良い事よりも辛いことや悪いことに目がいってしまいがちなところがあります。生きていくうえで、そこから課題を見つけて対応する必要があるからです。
藤井聡太の目標の名言・格言
実力としてどのくらい伸びているのか、どのくらい強くなったのか、どのくらいにいるかは、なかなか数局では分からないです。逆に序盤で形勢を損ねてしまう将棋が多いので、序盤の組み立てが課題だと思うようになりました
自分がどれだけ成長したかを実感することは短時間では難しいのです。だからこそ人は課題を自分で作り、それを乗り越えることによってその実感を得ようと努力するのです。
藤井聡太の目標の名言・格言
負けたことが許せないというより、自分の弱さを痛感させられる。
人は何かに負けて自分の弱さを認識できたときに成長するものです。その成長のチャンスを活かすか活かさないかはあなた次第です。
藤井聡太の目標の名言・格言
5分でわかることをどうして45分もかけて教えるんだろう?
同じことをより速くやる方法を考えることが重要じゃ。
実際の将棋を指しているところをみても、藤井棋士は思考のスピード(読みのスピード)が速いことがわかります。情報が増え続ける現代では、実際に処理する情報を増やすために思考スピードをあげることは必須なことなのかもしれません。