「クローズド質問(限定質問)」の特性
■今月に入ってから
「話し方を変える」の「質問」の
具体的な話をしています。
1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」
についてお伝えしています。
前号では、
「オープン質問(一般質問)」について
どんな答えが返ってくるかの予想と
「オープン質問(一般質問)」は、
話が意図してる方向と違うところに
進んでしまう可能性が高くなる。
なので、
「オープン質問(一般質問)」と
「クローズド質問(限定質問)」を
上手く組み合わせて使っていくとよい
という話をお伝えしました。
■今日は、
「クローズド質問(限定質問)」について
どんな答えが返ってくるかの予想です。
【今日のサッカーの日本戦みますか?】
●見ますよ。
●飲みに行く予定だから見ません。
【サッカーに興味がありますか?】
●ありますよ。
●あまり興味がありません。
【サッカーのWカップに興味がありますか?】
●うん、ありますよ。
●サッカー詳しくなくて。
【スポーツ見るの好きですか?】
●好きですよ。
●見るよりやるほうが好きです。
【今日の夜テレビをみますか?】
●サッカーの日本戦あるよね。
●最近TV見ないんだよね。
【今日は直接家に帰りますか?】
●はい、仕事終わったらすぐ帰ります。
●今日は、映画見て帰ろうかと思って。
■このように、
「クローズド質問(限定質問)」は、
「オープン質問(一般質問)」と比べて、
話の流れが意図と違う方向に
行ってしまう可能性が低くなります。
「クローズド質問(限定質問)」にも
いくつか種類があって、
・「YES」か「NO」で答えられる質問
・選択から選んでもらう質問
・端的に答えられる質問
があります。
■今回例示した質問は、
「「YES」か「NO」で答えられる質問」
だったので、
相手の答えが基本的には、
「YES」か「NO」の2択で返ってきます。
前の号でお伝えした通り、
「オープン質問(一般質問)」は、
少し考えただけでも3つ以上の
答えが返ってくる可能性があります。
■「クローズド質問(限定質問)」の
「YES」か「NO」で答えられる質問は、
相手から返ってくる可能性がある
答えは2つ。
「オープン質問(一般質問)」は、
相手から返ってくる可能性がある
答えは3つ以上。
どちらが会話をコントロールしやすいかは
明白ですよね。
「クローズド質問(限定質問)」は、
話をコントロールはしやすくなりますが、
話の広がりがなくなってしまうという
デメリットもあります。
なので、やはり
「オープン質問(一般質問)」と
組み合わせて使うのが有効です。
この2つの質問については、
もう少し説明をしたいので
次の記事以降に続きます。
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■「クローズド質問(限定質問)」は、
話が意図してる方向と違うところに
進んでしまう可能性が低くなる。
■「クローズド質問(限定質問)」には、
・「YES」か「NO」で答えられる質問
・選択から選んでもらう質問
・端的に答えられる質問
がある。
■「YES」か「NO」で答えられる質問は、
基本的には答えが2択になるので、
会話を意図した方向に進めやすい。
■「クローズド質問(限定質問)」にも
デメリットはあるので、
「オープン質問(一般質問)」と
組み合わせて使うとよい。