人生を変える

A47_「関連質問」と「並列質問」を使い分ける

「関連質問」と「並列質問」

■今日は、

5「関連質問」と6「並列質問」
の話をします。

サッカーのWカップの例として
以下を前に掲載しました。

●関連質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「今日の試合みますか?」
Bさん:「見ますよ。楽しみですね」
Aさん:「日本は勝つと思いますか?」

●並列質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「スポーツ全般好きですか?」
Bさん:「好きですね。」
Aさん:「スポーツ以外で何がすきですか?」

■今日はもう一つ例を紹介します。

もうすぐ夏なのでテーマは夏です。

●関連質問
Aさん:「今年の夏どこか行かれる予定
ありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「どこに行かれる予定ですか?」
Bさん:「今年は、海に行こうと思っています」
Aさん:「どこの海に行く予定ですか?」

●並列質問
Aさん:「今年の夏どこか行かれる
予定ありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「昨年はどこかに行かれたんですか?」
Bさん:「行きました。」
Aさん:「長期休暇はいつもどこか行かれて
いるんですか?」

■このように

5「関連質問」は、

「相手の答えたことに関連した質問を
するため相手は答えやすい」
「1つの話を深めていくことができる」

などのメリットがあり、

「一つの話に時間が掛かってしまい
他の話ができなくなる」

というデメリットがあります。

■そして

6「並列質問」は、

「自分が知りたい情報だけを聞くことができる」
「色々な話を聞くことができる」

などのメリットがあり、

「質問がつながっていないので
会話が成り立ちにくい」
「相手を不愉快にさせてしまうことがある」

というデメリットがあります。

■5「関連質問」と 6「並列質問」も

それぞれメリットとデメリットが
あるので、

1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」

3「直接質問」と4「間接質問」
と同じように

他の質問と組み合わせ
使用するのが効果的です。

■このnoteでは

質問についてをテーマに
してますが、

話す書く考える工房では、
質問の使い方を変えることで

人生を変えられると本気で
思っています。

質問以外でもそうなんですが、

人生を変えるときには、
本人が

「それをやったことで人生を
変えられる」と思っているか

「それをやっても人生は変わらない」と
思っているか

がとても大きな差になって
現れます。

■過去の私自身がそうだったのですが、

「それをやっても人生は変わらない」と
思っている(思い込んでいる)と

人生は変わる可能性は
ほとんどなくなります。

例えば、

質問をのことを教えられたばかり
の頃の私は、

「たかが質問の使い方を変えたぐらいで
人生が変わるなら苦労しないよ」

思っていました。

そして、その

「たかが質問の使い方を変えたぐらいで
人生が変わるなら苦労しないよ」

という言葉の通り、
人生が変わることはありませんでした。

ようするに、本人がそう思ってしまっている
限りは、人生は変わる訳がない
といういことです。

■その逆に

「質問の使い方を意識するだけで
人生が変わるかも」

と思えるようになってからは、

徐々に人生が良い方向に
変わっていきました。

この最初の「人生が変わるかも」と
いう感覚
がとても大切です。

実のところ、

人生が変えられるかどうかは、

「人生が変わるかも」という感覚を
いかに積み上げていくかにかかっています。

「人生が変わるかも」という感覚を
体験することが重要なので

その一つ一つの大きさはぶっちゃけ
あまり関係がありません!

■なので、

質問の1つ1つは単純ですが、

その質問を組みあわせて自由に
使えこなせるようになれば、

「人生が変えられる」と本気で
思ってもらえばいいと思います。

この「自分が思うこと」がとても重要です。
(今回の場合、「質問で人生が変えられる!」
と思う(思い込む)こと)

何かを実際に変えるのにはそれなりに
時間が必要ですが、

思う(思い込む)ことは、

本人がその気になれば、
すぐにでも変えることができます。

人生を変えようとするときには、

この「すぐにできること」を変えていくこと
が肝心です!

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。

■5「関連質問」は、
「相手の答えたことに関連した質問をするため
相手は答えやすい」
「1つの話を深めていくことができる」
「一つの話に時間が掛かってしまい
他の話ができなくなる」
という特徴がある。

■6「並列質問」は、
「自分が知りたい情報だけを
聞くことができる」
「色々な話を聞くことができる」
「質問がつながっていないので
会話が成り立ちにくい」
「相手を不愉快にさせてしまう
ことがある」
という特徴がある。

■5「関連質問」も6「並列質問」も
メリットとデメリットがあるので
組み合わせ使うことが有効。

■「質問を組み合わせて使うことで
人生を変えられる」と
本気で思うことが重要。

■本人が「人生を変えられる」と
本気で思う(思い込む)ことで
人生は変えられる。

■本人が「人生は変わらない」と
思っている限りは、人生は変わらない。

■人生を変えようとするときには、
この「すぐにできること」を
変えていくことが肝心。