■今月から
「話し方を変える」について
お伝えしております。
「話し方を変える」の3原則は、
1.「傾聴」
2.「質問」
3.「相手の言ったことを否定しない」
です。
傾聴については、
以前の記事などでも少しお伝えしていますが、
再度お伝えしていく予定です。
■そして、質問については
主に、以下の5つ組み合わせ(計10個)
を使いこなすことについて
お伝えしていきます。
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」
■さらに、
「相手の言ったことを否定しない」
ですが、
これは、自分はそんなことをしていないと
思っていても
結構、知らずのうちにしてしまってる
方が多いです。
実は、私も注意はしているつもりですが
ついやってしまっています。(反省)
■今日は、
今後の周知だけになってしまいますが、
「話し方を変える」は、
何度かお伝えしたことがある通り、
雑談が苦手だった私の人生を劇的に
変えてくれたノウハウです。
このサイトの読者の方の中には
以前の私と同じように雑談や会話が
苦手な方もいらっしゃるの
ではないでしょうか。
■人生を
「誰かとコミュニケーションを
取ること」
と考えた場合に、
雑談や会話は上手になれば、
人生も上手くいきそうですよね。
そして、
私は時間がかかりましたが、
少しづつ雑談や会話の仕方を
変えていって
雑談や会話の苦手意識をなく
していきました。
苦手意識がなくなったことで
人と会話する機会も増えて
本当に人生が変わっていきました。
また、
得意だと思っている人は
理論的にも学ぶことによって
さらに会話や雑談が上手になるはずです。
10個の質問を意識する
私は、10種類の質問を意識して
使っています。
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」
分け方によって、必ずしもこの10種類に
分けられないとは思いますが、
この10種類を使い分けられれば
とても会話力がアップすると思っています。
■そもそも
「質問に種類があるなんて
思ったことがなかった」
という方は、
これを機会に少しでも知っていただければ
嬉しいですし、
1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」は
よく聞くけど、
「他は聞いたことがないなー」
という方は
今回を機会に1つでも多く
知ってもらえると嬉しいです。
そして、
熟知している人は
サッカーのように華麗に
スルーしてください。
実のところ、
私自身も本気で話し方を変えよう
とするまでは、全然知りませんでした。
■今日は、はじめなので
さらりと10種類の例示をしようと
思います。
今日のところは
10個がどんなものが
あるかだけでも感じ取っていただれば
嬉しいです。
サッカーのWカップを例としています。
1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」
●オープン質問(一般質問)
「サッカーのWカップでどの国が
優勝すると思いますか?」
「Wカップで日本はどんな成績を
残すと思いますか?」
●クローズド質問(限定質問)
「サッカーのWカップで日本は
予選突破すると思いますか?」
「日本とコロンビアどちらが
勝つと思いますか?」
3「直接質問」と4「間接質問」
●直接質問
「Wカップに興味がありますか?」
「今日の日本戦みますか?」
●間接質問
「球技をTVでみたりしますか?」
「今日帰ってからTV見ますか?」
5「関連質問」と6「並列質問」
●関連質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「今日の試合みますか?」
Bさん:「見ますよ。楽しみですね」
Aさん:「日本は勝つと思いますか?」
●並列質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「スポーツ全般好きですか?」
Bさん:「好きですね。」
Aさん:「スポーツ以外で何がすきですか?」
7「未来質問」8「過去質問」
●未来質問
「どうしたら日本代表は強くなれる
と思いますか?」
「サッカーを興味を持つためには
何が必要ですか?」
●過去質問
「どうして日本代表は強くなれない
んでしょう?」
「なぜサッカーに興味をもたなかった
ですか?」
9「肯定質問」10「否定質問」
●肯定質問
「どうしたら日本代表を応援
できると思う?」
「どうしたらドリブルが上手く
なると思う?」
●否定質問
「どうして日本代表を応援しないの?」
「なぜドリブルが上手くないの?」
■明日以降も
お伝えしていく予定ですが、
質問の種類が10個あると
意識するだけでも会話は上達します。
なぜかというと
意識するだけでも
誰かに質問するときに、
潜在意識が働くようになるからです。
(潜在意識については、コーチングでも
重要なテーマなので、どこかで
詳しく説明できればいいと
思っています。)
■とはいえ、
はじめは10個を意識するのは
大変だと思うので、
どれか1つの組み合わせ
3「直接質問」と4「間接質問」、
9「肯定質問」と10「否定質問」とか
を意識して使うとよいと思います。
■最後に、
注意点というか
よく私が質問されることを伝えておきます。
「そんなこと意識して会話していたら、
そもそも会話が楽しくなく
なるんのでは?」
この質問には、正直に
「はい、一時的に楽しくなくなります」
と答えています。
ただでさえ、会話が苦手なのに
考えることを増やすので当然といえば
当然ですが、
慣れるまでは色々と会話しながら
考えることになるので大変です。
しかし、意識して使うのは
思っているよりも短い期間です。
なぜかというと、
この10個は意識をしていなくても
自然と使ってはいるからです。
■なので、
無意識に使っている10個の質問を
意識して使ってみる。
そして、
意識してできるようになったら、
また意識しないで(つまり無意識)で
やるように戻してあげる。
この
無意識でやっている
↓
意識してやる
↓
無意識でやる
の流れは、
質問以外のノウハウを身に着けるときにも
基本となってきますので、
ここで一緒にお伝えしておきます。
記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事のポイント
■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。
■質問には、10種類ある。
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」
■質問の種類が10個あると意識
するだけでも会話は上達する。
■はじめのうちは
どれか1つの組み合わせでよい。
■慣れるまでは意識して使うよう
にするとよい。
■何かノウハウを身に着けるときには、
以下の流れを基本とする。
無意識でやっている
↓
意識してやる
↓
無意識でやる