「直接質問」と「間接質問」
■先々週から
「話し方を変える」の「質問」の
具体的な話をしています。
しばらく、
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
についてお伝えしていましたが、
今日は、
3「直接質問」4「間接質問」
についてお伝えします。
この2つの質問を例示すると
●直接質問
「Wカップに興味がありますか?」
「今日の日本戦みますか?」
●間接質問
「球技をTVでみたりしますか?」
「今日帰ってからTV見ますか?」
になります。
■直接質問は、
単刀直入に自分が聞きたいことを
聞く質問です。
相手に質問者の意図が明確に
伝わるので、
コミュニケーションミスが減って、
正確に情報や事実を集めやすい
というメリットと
内容しだいで
相手が詰問に感じてしまったり、
微妙な問題には答え辛くなる
というデメリットがあります。
■間接質問は、
自分が聞きたいことを直接聞くのではなく
遠まわしに聞く質問です。
直接は聞きにくい質問も
聞くことができる
というメリットと
質問の内容を工夫しないと
こちらが知りたかった回答が
かえってこなかったり
コミュニケーションミスが
発生しやすくなります。
■3「直接質問」も4「間接質問」も
メリットとデメリットがあるので、
特性を知ったうえで
この2つを上手く組み合わせていく
必要があります。
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
のときにも少しお伝えしましたが、
質問をするときには、
相手との関係性
(「親しい友達」と「知り合ったばかりの人」
「会社の上司」と「同僚」など)
と
相手のことについて
あなたが知っている情報によって
使える質問が変わってきます。
特に3「直接質問」は、
相手との関連が浅い段階で多用すると
相手が詰問されていると受け止めて
しまう可能性が高まるため、
注意が必要です。
■4「間接質問」を
上手く組み合わせて
そして、
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
を織り交ぜて使うのが
質問(会話)を上達させるポイントです。
明日以降も質問について続けます。
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■3「直接質問」は、
自分が聞きたいことを単刀直入に
直接聞く質問のこと。
■4「間接質問」
自分が聞きたいことを直接聞くのではなく
遠まわしに聞く質問のこと。
■「直接質問」は、自分の聞きたいことを
聞ける一方で、聞かれている人が
詰問と受けてしまう可能性もある。
■「間接質問」は、相手が答え辛いも
聞ける一方で、コミュニケーションミスが
発生しやすい。
■3「直接質問」と4「間接質問」のこと
組み合わせて、
さらに、
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
を織り交ぜて質問するとよい。