人生を変える

A43_「オープン質問」に「クローズド質問」を組み合わせる

オープン質問とクローズド質問の組み合わせ

■先週から

「話し方を変える」の「質問」の
具体的な話をしています。

前号は、オープン質問(開かれた質問)
の話をしました。

オープン質問(開かれた質問)は、
「何が」「なぜ」「どのように」が
含まれる自由回答式な質問のこと
です。

オープン質問(開かれた質問)は、
相手が答え辛い場合があるので、

事実を尋ねる質問と
意見を訪ねる質問に
分けて考えるよい。

そして、

事実を尋ねる質問は比較的答えやすい
事実を尋ねる質問は比較的答えづらい

ので、以下の流れがよい。

オープン質問(事実を尋ねる)
  ↓
オープン質問(意見を尋ねる) 

という話まで伝えました。

■何かの質問をするときに

事実について聞かれたことは
比較的答えやすいので

まずは、

事実を尋ねるオープン質問をします。

「昨日、会社が終わってから
何をしましたか?」

そして、

相手から

「昨日は、サッカーの日本戦を
TVでみました」

と返ってきたとします。

前号では、このあとに
意見を訪ねるオープン質問をすると

お伝えしましたが、

実のところ

意見を訪ねるオープン質問の前に
意見を訪ねるクローズド質問
をすると

会話がスムーズに運びます。

■例えば

今回の会話でいうと

「次の試合日本は勝つと思いますか?」
のように質問します。

この質問は、YESかNOで答えられる質問
なので、クローズド(限定)質問
です。

そして、意見を聞いていますよね。

この質問について相手から

「勝つと思います」など
の回答が返ってきたら、

次に、

「決勝トーナメントで活躍する選手は
誰だと思いますか?」

「日本はどんな試合運びをすると
思いますか?」

などのように

意見を訪ねるオープン質問
します。

■このように

オープン質問(開かれた質問)の
相手が答え辛い場合がある

という特徴を補うために

比較的回答がしやすい
クローズド質問(限定質問)

織り交ぜて

オープン質問(事実を尋ねる)
  ↓
クローズド質問(意見を尋ねる)
  ↓
オープン質問(意見を尋ねる) 

とすると、

会話がスムーズに進めることができます。

明日以降も質問について続けます。

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■オープン質問(開かれた質問)は、
「何が」「なぜ」「どのように」が
含まれる自由回答式な質問のことです。

■オープン質問(開かれた質問)は、
相手が答え辛い場合がある。

■事実を尋ねる質問と意見を訪ねる質問
に分けて考えるよい。

■事実を尋ねる質問は比較的答えやすい。

■意見を尋ねる質問は比較的答えづらい。

■クローズド質問も組み合わせた
以下の流れがよい。
オープン質問(事実を尋ねる)
  ↓
クローズド質問(意見を尋ねる)
  ↓
オープン質問(意見を尋ねる)