■人は馬鹿にされると傷つく
人は
「人に馬鹿にされると傷つく」
という特性を持っています。
正しい意思決定と行動ができる
自分でありたいという
欲求がその特性を生んでいます。
このことを「有能感」といいます。
■例えば、
何か買い物をするときに
たいていは同じ店でするのはなぜでしょうか。
それは、新しい店に行くのと違って、
そのお店のことを良く知っているので、
探したい商品などを探すときに
場所を間違うことがないため
自分の「有能感」が下がらないからです。
新しい店にいくと
お店の中のことや商品がどこに
あるかわかないので
「自分でできる感覚」
つまり、自尊心が下がってしまうのです。
なので、
人はなるべく知っているお店とか
知ってる道具を使おうとするのです。
■これと同じ理由で
実は、
人生を変えるときには、
この「有能感」が妨げになって
くることが多いです。
人は、
自分の「有能感」を保つために
今までと同じことを
しようとしてしまいます。
このことは、
人が持っている特性なので
仕方ないのです。
■このことを防ぐためには、
自分がそういう特性を持っていること
をきちんと認識することです。
自分自身が何かをしようとする
(ここでは「人生や行動を変える」ということ)
とするときに、
自分がどんな反応を
するかを知ってしまえば、
自分が知らないことは少なくなって
自分が知っていることをすることに
なるので、
「有能感」が下がることはないのです。
■つまり、
今まで人生を変えようとしたときに
実際に行動できなかったのは、
人生を変えるという行動をしたときに
「自分にどんなことが起こるかわからない」
という不安があったからです。
それを取除くために、
この講座で少しでも学んでもらい
人(自分)の特性を知ってくださいね。
また、話す書く考える工房は
人が変わろうとしたときに
どんなことが起こるかよく知っています。
自分自身がした行動の結果が
わかるようになれば、
「有能感」はあげられます。
一緒に、「有能感」を高めていきましょう!!
この記事のポイント
■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。
■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。
■その一つに、
「人は馬鹿にされると傷つく」
というものがある。
■「正しい意思決定と行動ができる
自分でありたち」という欲求を
「有能感」という。
■「有能感」がときに
人生を変えるのを邪魔することがある。
■これを防ぐために
人(自分)の特性を知っておく必要がある。