チャンクアップとチャンクダウンを使い分ける

チャンクとは

物事を考えたり、捉えたりするときの大きさのことをチャンクサイズといいます。チャンクとはchunkと書き、塊と言う意味です。
人はそれぞれ何かを考えるときの大きさを持っています。たとえ同じことに対しても大きな塊で考える人もいれば、小さな塊で考える人もいるのです。

例えば、「人のためにできることをしましょう」ということに対して、「地球の温暖化を防ぎましょうとか」「エネルギーを節約して使いましょう」のように大きな枠組みで考える人もいれば、「家族にやさしくする」「一緒に仕事している人を助けてあげる」のように比較的小さなことから考える人もいるわけです。
これはどちらの考え方が良いというわけではなくて、「大きなチャンクで考える人と小さなチャンクで考える人がいる」ということを知ることが大事です。

そして、相手のチャンクサイズを理解して相手のチャンクサイズに合わせた話し方をしたり、チャンクアップやチャンクダウンを組み合わせより深いコミュニケーションを交わしていくことが重要です。

チャンクアップとは

物事をより大きな塊でとらえることをチャンクアップといい。チャンクアップは抽象度を上げることとも言えます。
チャンクアップすることでより物事を大きな視点でみたり、全体像を把握したりできるようになります。

チャンクアップの例

チャンクアップはより上位の目的を引き出すことです。例えば「ブログを毎日更新する」ということを目標としたとします。
このとき「人生をより良くする」←「考える能力が高まる」←「書くことを習慣にする」←「ブログを毎日更新する」のようにチャンクを少しずつあげてより大きな(抽象的な)目的を導きだします。

チャンクダウンとは

物事をより小さな塊でとらえることをチャンクダウンといいます。チャンクダウンは抽象度を下げることとも言えます。
チャンクダウンは、大きなチャンク(塊)のままでは考えたり行動につなげることが難しいことを、細かい塊に具体化していくことです。小さな塊にすることで目標が達成しやすくなります。

話す書く考える工房

コーチングとNLPを中心に少しでも皆さまに役立つ情報をお伝えしていこうと思います。がんばって更新していきいますのでよろしくお願いいたします!

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