「肯定質問」と「否定質問」
■今日は、
「話し方を変える」の「質問」について
9「肯定質問」10「否定質問」
の話をします。
サッカーのWカップの例として
以下を前に掲載しました。
●肯定質問
「どうしたら日本代表を応援できる
と思う?」
「どうしたらドリブルが上手くなる
と思う?」
●否定質問
「どうして日本代表を応援しないの?」
「なぜドリブルが上手くないの?」
■今日はもう一つ例を紹介します。
5「関連質問」と6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
同じくテーマは夏です。
●肯定質問
「今年の夏に長期休暇を取るために
できることは?」
「夏を楽しむために出来ることは
何ですか?」
●否定質問
「夏休みを取れないのはなぜかな?」
「夏を楽しめないのは誰のせい?」
■このように
「肯定質問」とは、
否定系の言葉は含まないで、
相手の望む方向に意識を向ける
質問を言います。
たとえば、
「どうすればできると思いますか?」
「今わかっていることは何ですか?」
といった質問です。
「否定質問」とは、
「なぜ~しないの?」のように「ない」
がつく否定形となっている質問です。
たとえば、「どうしてできないのですか?」
「何がわからないのですか?」
といった質問です。
■ここで
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」
を並べてみたいと思います。
7「未来質問」8「過去質問」
●未来質問
「どうしたら日本代表は強くなれると
思いますか?」
「サッカーを興味を持つためには
何が必要ですか?」
●過去質問
「どうして日本代表は強くなれない
んでしょう?」
「なぜサッカーに興味をもたなかった
ですか?」
9「肯定質問」10「否定質問」
●肯定質問
「どうしたら日本代表を応援できる
と思う?」
「どうしたらドリブルが上手くなる
と思う?」
●否定質問
「どうして日本代表を応援しないの?」
「なぜドリブルが上手くないの?」
■並べみるとわかる通り、
7「未来質問」と9「肯定質問」は
似たような質問になっており、
8「過去質問」10「否定質問」は
似たような質問になっています。
実のところ
7「未来質問」と9「肯定質問」は
前向きな質問
8「過去質問」10「否定質問」は
後ろ向きな質問
になりやすいのです。
(あくまで、「なりやすい」だけなので
必ずしもそうではありません。)
■今回、お伝えしたいのは
過去形、現在形、未来形が
重要なのは
英語の文法だけではないという
ことです。
質問をする際にも
過去、現在、未来を意識することで
抜群に質問力、
そして人生をより良くする力を
高めることができるのです。
普段何げなく使っていた言葉を
「過去質問」から「未来質問」
に置きかえることで
自然と未来(前)を向いた思考が
できるようになるのです。
今まで、意識して「質問」を使って
こなかった人は、
少し意識を変えるだけで
どんどん人生を変えていけますよ!
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。
■9 「肯定質問」とは、
否定系の言葉は含まないで、
相手の望む方向に意識を向ける
質問のこと。
■10「否定質問」は、
「なぜ~しないの?」のように「ない」
がつく否定形となっている
質問のこと。
■7「未来質問」と9「肯定質問」は
前向きな質問になりやすい。
■8「過去質問」10「否定質問」は
後ろ向きな質問になりやすい。
■今まで意識しないで使っていた言葉を
「過去質問」から「未来質問」
「否定質問」から「肯定質問」
に置きかえることで
自然と未来(前)を向いた思考が
できるようになる。