人生を変える

A49_「肯定質問」と「否定質問」を使い分ける

「肯定質問」と「否定質問」

■今日は、

「話し方を変える」の「質問」について

9「肯定質問」10「否定質問」
の話をします。

サッカーのWカップの例として
以下を前に掲載しました。

●肯定質問
「どうしたら日本代表を応援できる
と思う?」
「どうしたらドリブルが上手くなる
と思う?」

●否定質問
「どうして日本代表を応援しないの?」
「なぜドリブルが上手くないの?」

■今日はもう一つ例を紹介します。

5「関連質問」と6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
同じくテーマは夏です。

●肯定質問
「今年の夏に長期休暇を取るために
できることは?」
「夏を楽しむために出来ることは
何ですか?」

●否定質問
「夏休みを取れないのはなぜかな?」
「夏を楽しめないのは誰のせい?」

■このように

「肯定質問」とは、

否定系の言葉は含まないで、
相手の望む方向に意識を向ける

質問を言います。

たとえば、
「どうすればできると思いますか?」
「今わかっていることは何ですか?」

といった質問です。

「否定質問」とは、
「なぜ~しないの?」のように「ない」
がつく否定形となっている質問
です。

たとえば、「どうしてできないのですか?」
「何がわからないのですか?」

といった質問です。

■ここで

7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」

を並べてみたいと思います。

7「未来質問」8「過去質問」

●未来質問
「どうしたら日本代表は強くなれると
思いますか?」
「サッカーを興味を持つためには
何が必要ですか?」

●過去質問
「どうして日本代表は強くなれない
んでしょう?」
「なぜサッカーに興味をもたなかった
ですか?」

9「肯定質問」10「否定質問」

●肯定質問
「どうしたら日本代表を応援できる
と思う?」
「どうしたらドリブルが上手くなる
と思う?」

●否定質問
「どうして日本代表を応援しないの?」
「なぜドリブルが上手くないの?」

■並べみるとわかる通り、

7「未来質問」と9「肯定質問」は
似たような質問になっており、

8「過去質問」10「否定質問」は
似たような質問になっています。

実のところ
7「未来質問」と9「肯定質問」は
前向きな質問

8「過去質問」10「否定質問」は
後ろ向きな質問

になりやすいのです。
(あくまで、「なりやすい」だけなので
必ずしもそうではありません。)

■今回、お伝えしたいのは

過去形、現在形、未来形が
重要なのは

英語の文法だけではないという
ことです。

質問をする際にも
過去、現在、未来を意識すること

抜群に質問力、
そして人生をより良くする力

高めることができるのです。

普段何げなく使っていた言葉を
「過去質問」から「未来質問」

に置きかえることで
自然と未来(前)を向いた思考が
できるようになるのです。

今まで、意識して「質問」を使って
こなかった人は、

少し意識を変えるだけで
どんどん人生を変えていけますよ!

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。

■9 「肯定質問」とは、
否定系の言葉は含まないで、
相手の望む方向に意識を向ける
質問のこと。

■10「否定質問」は、
「なぜ~しないの?」のように「ない」
がつく否定形となっている
質問のこと。

■7「未来質問」と9「肯定質問」は
前向きな質問になりやすい。

■8「過去質問」10「否定質問」は
後ろ向きな質問になりやすい。

■今まで意識しないで使っていた言葉を
「過去質問」から「未来質問」
「否定質問」から「肯定質問」
に置きかえることで
自然と未来(前)を向いた思考が
できるようになる。