「未来質問」と「過去質問」
■今日は、
7「未来質問」8「過去質問」
の話をします。
サッカーのWカップの例として
以下を前に掲載しました。
●未来質問
「どうしたら日本代表は強くなれると
思いますか?」
「サッカーを興味を持つためには
何が必要ですか?」
●過去質問
「どうして日本代表は強くなれない
んでしょう?」
「なぜサッカーに興味をもたなかった
ですか?」
■今日はもう一つ例を紹介します。
前号の5「関連質問」と6「並列質問」
同じくテーマは夏です。
●未来質問
「どうしたら今年の夏休みに旅行に
行けると思う?」
「夏を元気に過ごすためには何が必要?」
●過去質問
「どうして毎年夏休みが取らないの?」
「なぜ夏休みを充実して過ごそうと
しないの?」
■このように
「未来質問」とは、未来形の言葉を
含む質問を言います。
たとえば、「これからどうしたいのか?」
「それをやるにはどうしたらよいのか?」
といった質問です。
「過去質問」とは、質問のなかに過去形の
言葉がある質問です。
たとえば、「これまでそうだったのか?」
「どうしてそれをやらなかったのか?」
といった質問です。
「過去質問」はどうしても詰問形式に
なってしまうことが多いため、
未来に対しての答えを求めている
「未来質問」を
できるだけ使ったほうがよいと
コーチングではされています。
■そして
いつもの繰り返しにはなりますが、
1つの質問の種類だけでは
会話を上手く進めることは難しいので
1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」と4「間接質問」
5「関連質問」と6「並列質問」
と同じように
他の質問と組み合わせで使って
いくことが必要です。
■前の記事でもお伝えした通り、
話す書く考える工房では、
質問の使い方を変えることで
人生を変えられると本気で
思っています。
その理由としては
「質問を上手く組み合わせて
使えること」
ができるようになれば
「絶対的な強み」となるからです。
人は、何かしらの1つのことでも
いいので
「自分も他者も認識できるような
絶対的な強み」
を持つことで、
人生を有利に展開
することができます。
「絶対的な強み」を持つことで
自信をもってプレイすることが
できるようになるからです。
■「絶対的な強み」を持っていれば、
必死で守っている状態から
逆転でゴールを決めることが
可能になります。
人生において、実は「守りの時期が」
とても多い(長い)ことは
皆さまもよく知っているのでは
ないでしょうか?
そんな「守りの時期」でも
「質問を使いこなせる」という
強みを持っていれば、
守りから攻めに転じることも
可能となるのです。
■人生で一番辛いのは、
守りの状態から
どう攻めに転じたらいいかが
「わからない状態が続くこと」
という気が私はしています。
私もそういう時期が長くありましたし、
今でもその時期は変わらずやってきます。
こういった時期は、
本当に辛いですよね。
■そして、重要なのは
「質問」という能力は、
サッカーとは違い
自分の努力しだいで
身に着けることができる
ということです。
サッカーではカウンターを
仕掛けるためには、
・走る能力が高い
・パス能力が高い
・トラップ能力が高い
・周辺視野が広い
・動体視力が高い
・チームとしての連携能力が高い
など、努力だけではどうしようもない
ことも必要となってきます。
(もちろん、努力は人並み以上に
しているという前提は忘れていません)
■しかし、
「質問」については、
各質問の種類の特徴を知って、
質問の組み合わせて使う方法を
繰り返し練習すれば、
ほぼ確実に身に着けられる能力です。
なので、あとは、
「やるか」、「やらないか」
の違いになります。
このnoteでせっかく、
10個の質問の種類を知る機会が
できたのですから
ぜひとも
「質問」を皆さまにとっての
「絶対的な武器」にしていだければ
私としても大変嬉しいです。
そのためにも、
「質問」について
これからもお伝えしていこうと
思っています。
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。
■7 「未来質問」とは、以下のように
未来形の言葉を含む質問のこと。
「これからどうしたいのか?」
「それをやるにはどうしたらよいのか?」
■8「過去質問」は、以下のように
過去形の言葉を含む質問のこと。
「これまでそうだったのか?」
「どうしてそれをやらなかったのか?」
■「過去質問」よりも 「未来質問」を
使うようにするとよい。
■自分も他者も認識できるような
「絶対的な強み」を持つことで、
人生を有利に展開することができる。
■サッカーのカウンターは、才能(足の速さ)
などに頼るところも大きいが、
「質問」は、やり方がわかれば
基本的に誰でも身に着けることができる。
■あとは、「やるか」「やらない」かの違い。