人生を変える

A57_共通言語を持って話すために「確認する質問」を使う

■前の記事で

「話すこと(会話)」
「考えること」

など、あらゆることに対して
軸を持つようにして

自分でコントロールできるものを
増やすとよい

ということをお伝えしました。

■この話をしている途中で

「話し方を変える」については、

●「傾聴」
●「質問」
●「相手の言ったことを否定しない」

の3つの軸を中心に
お伝えすることで、

お伝えする側の私も
聞く側の相手の方も

ある程度の共通言語を持って
会話できるようになる

ということもお伝えしました。

■この

共通言語を持って会話することを
話す書く考える工房では

日常の会話や
コーチングするときに

特に心がけています。

当たり前といえば当たり前の
話しですが、

話している私と相手の方で
共通言語を持たないで

会話することは難しいですよね。

私の場合、ほとんど日本語しか話す機会が
ないので、

一番基礎となる共通言語は「日本語」
のことが多いですが、

私が日本語を話して、
相手の方が韓国語を話していたら

基本的には会話は難しいわけです。

■また

ここまで大きな意味でなくても
同じ「共通言語」を持たないでの会話

例えば、「傾聴」について
お話するとしても

相手の方が「傾聴」のことを
知らなければ

私がいくら

「傾聴が大事」
「傾聴できれば会話が上手くなる」
「傾聴が人生を変えてくれる」

と熱弁したところで、

相手の方には
ほぼ何も伝わらないのです。

■共通言語を
持つために必要なのは

1つは、話し手が説明すると
いうことですね。

今回の例でいうと、

私が、「傾聴」についての説明を
相手の方に対してきちんとできていれば、

相手と「傾聴」という共通言語を
持つことができるようになります。

■もう1つは、

「質問」して
「確認する」ということですね。

いきなり「傾聴」について
説明するのもいいですが、

もしかすると、

相手の方は、すでに「傾聴」について
よく知っている可能性もあります。

(説明をはじめたはいいけど
実は相手の方のほうが詳しかった
という経験をされたことがある方は
多いのではないでしょうか。)

また、ひょっとすると

「傾聴」について、少しだけ
知っている可能性もあります。

■このことを

話し手が知るためには、
相手の方について

「傾聴って知ってますか?」

のように「質問」をして
確認するしかないのです。

つまり、

「質問」は自分が知りたいと
思っていることを聞く

以外に、ある事柄を「確認する」
ためにも使えるのです。

■私が普段行っている
コーチングでは、

「確認するための質問」の
回数が必然的に多くなります。

なぜなら

相手との共通認識が
できてないと

適切なコーチングが
できないからです。

コーチングでは、相手(クライアント様)
のことを良く知る必要があります。

相手のことを正確に知るためには、
最終的には「質問して確認する」
しかないのです。

■なので、

もともと雑談が苦手だったことも
あるのですが、

必然的に「質問」について
詳しくならざる負えなかったという
事情もあります。

「確認するための質問」を
使えるようになって、

人生をより良いものに変えていきましょう!!

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■会話をするときには、
共通言語を持つことが重要。

■共通言語を持つためには、
「説明をすること」が必要。

■共通言語を持つためには、
相手が知っているか
「確認すること」が必要

■確認するためには、
「確認するための質問」を
使うとよい。

■コーチングをするときには、
「確認するための質問」を頻繁に使う。