■前の記事で
「話すこと(会話)」
「考えること」
など、あらゆることに対して
軸を持つようにして
自分でコントロールできるものを
増やすとよい
ということをお伝えしました。
■この話をしている途中で
「話し方を変える」については、
●「傾聴」
●「質問」
●「相手の言ったことを否定しない」
の3つの軸を中心に
お伝えすることで、
お伝えする側の私も
聞く側の相手の方も
ある程度の共通言語を持って
会話できるようになる
ということもお伝えしました。
■この
共通言語を持って会話することを
話す書く考える工房では
日常の会話や
コーチングするときに
特に心がけています。
当たり前といえば当たり前の
話しですが、
話している私と相手の方で
共通言語を持たないで
会話することは難しいですよね。
私の場合、ほとんど日本語しか話す機会が
ないので、
一番基礎となる共通言語は「日本語」
のことが多いですが、
私が日本語を話して、
相手の方が韓国語を話していたら
基本的には会話は難しいわけです。
■また
ここまで大きな意味でなくても
同じ「共通言語」を持たないでの会話
例えば、「傾聴」について
お話するとしても
相手の方が「傾聴」のことを
知らなければ
私がいくら
「傾聴が大事」
「傾聴できれば会話が上手くなる」
「傾聴が人生を変えてくれる」
と熱弁したところで、
相手の方には
ほぼ何も伝わらないのです。
■共通言語を
持つために必要なのは
1つは、話し手が説明すると
いうことですね。
今回の例でいうと、
私が、「傾聴」についての説明を
相手の方に対してきちんとできていれば、
相手と「傾聴」という共通言語を
持つことができるようになります。
■もう1つは、
「質問」して
「確認する」ということですね。
いきなり「傾聴」について
説明するのもいいですが、
もしかすると、
相手の方は、すでに「傾聴」について
よく知っている可能性もあります。
(説明をはじめたはいいけど
実は相手の方のほうが詳しかった
という経験をされたことがある方は
多いのではないでしょうか。)
また、ひょっとすると
「傾聴」について、少しだけ
知っている可能性もあります。
■このことを
話し手が知るためには、
相手の方について
「傾聴って知ってますか?」
のように「質問」をして
確認するしかないのです。
つまり、
「質問」は自分が知りたいと
思っていることを聞く
以外に、ある事柄を「確認する」
ためにも使えるのです。
■私が普段行っている
コーチングでは、
「確認するための質問」の
回数が必然的に多くなります。
なぜなら
相手との共通認識が
できてないと
適切なコーチングが
できないからです。
コーチングでは、相手(クライアント様)
のことを良く知る必要があります。
相手のことを正確に知るためには、
最終的には「質問して確認する」
しかないのです。
■なので、
もともと雑談が苦手だったことも
あるのですが、
必然的に「質問」について
詳しくならざる負えなかったという
事情もあります。
「確認するための質問」を
使えるようになって、
人生をより良いものに変えていきましょう!!
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■会話をするときには、
共通言語を持つことが重要。
■共通言語を持つためには、
「説明をすること」が必要。
■共通言語を持つためには、
相手が知っているか
「確認すること」が必要
■確認するためには、
「確認するための質問」を
使うとよい。
■コーチングをするときには、
「確認するための質問」を頻繁に使う。