人生を変える

A58_人生の軸は何本がいいのですか?

■前の記事で

「話すこと(会話)」
「考えること」

など、あらゆることに対して
軸を持つようにして

自分でコントロールできるものを
増やすとよい

ということをお伝えしました。

■コーチングなどを
しているときに

「その軸は何本がいいのですか?」
と聞かれることがあります。

話す書く考える工房では、

「3本あると安定します」
と答えることが多いです。
(必ずではないのは、
ここでの説明をはぶきますが、
人によって、本数が違うことが
あるからです。)

棒3本と紐がある
イメージをしてみてください。

それを使って棒を地面に
立てて安定させるとします。

1本だと地面に相当深く
刺さないと安定しませんよね?
(紐は使いどころがありません。)

2本でも紐でつないだとしても
面になるだけなので、

地面に相当深く
刺さないと安定しませんよね?

これが3本で紐をつなぐと
三角形の立体になるので、

そこまで棒を深くされなくても
安定します。

■もちろん、

矢を使った例えを使って、
1本の矢は簡単に折れますが、

3本の矢だと折れないですね?

と伝えることもあります。

また、あるときは

(時代が古いですが)
巨人で20年ぐらい前、
斎藤、桑田、槇原という
3本柱が活躍した時代があります。
(3人とも15勝ぐらいずつしてました)

この時代の巨人は強かったですよね。

これが誰か一人だけだったら
どうだったでしょう?

と伝えることもあります。

■少し余談も出てしまいましたが、
(実は昔巨人の大ファンでした)

ようは

3本のほうが安定するものは
世の中に多いという話です。

そして、何に対して軸を
持ったほうがいいかというと、

「自分の人生に対して」
です。

もし、今

「あなたが、人生で軸にしている
3つのことは何ですか?」

と聞かれたら答えることが
できますか?

  ・
  ・
  ・

少なくとも、
昔の私はできませんでした。

■前の前の記事から
お伝えしている通り

人生をより良くするためには

あらゆることに対して
軸(できれば3本の)を
持つようにしたほうがいいです。

でも、

いきなり3本は大変ですよね。

■そもそも

いきなり3本を持って
紐で括るのは

至難の業です。

まずは

1本地面に立てて、
次にもう1本立てて
最後にもう1本立てて

その3本を紐で括る。

実は、この工程が一番良いのです。

■このことを実現するために

話す書く考える工房でも

最初は1本の軸を作ること
力を入れています。

クライアント様に聞いて、
何かあればそれを軸にしますし、

それがなければ、
比較的取り組みやすい

「書く習慣を身につける」か
「話し方を変える」

をお勧めしています。

人生の軸を持つことで、
人生をより良いものに変えていきましょう!!

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■人生ではあらゆることに
軸を持つとよい。

■軸は安定するので、
3本がお勧め。

■一番大事な軸は、
人生に関すること。

■いきなり3本軸を作るのは
難しいので、
はじめは1本でいい。

■特に軸として思いつくものが
ない場合は、
「書く習慣を身につける」か
「話し方を変える」
をお勧めしている。