■前の記事で
「話すこと(会話)」
「考えること」
など、あらゆることに対して
軸を持つようにして
自分でコントロールできるものを
増やすとよい
ということをお伝えしました。
■コーチングなどを
しているときに
「その軸は何本がいいのですか?」
と聞かれることがあります。
話す書く考える工房では、
「3本あると安定します」
と答えることが多いです。
(必ずではないのは、
ここでの説明をはぶきますが、
人によって、本数が違うことが
あるからです。)
棒3本と紐がある
イメージをしてみてください。
それを使って棒を地面に
立てて安定させるとします。
1本だと地面に相当深く
刺さないと安定しませんよね?
(紐は使いどころがありません。)
2本でも紐でつないだとしても
面になるだけなので、
地面に相当深く
刺さないと安定しませんよね?
これが3本で紐をつなぐと
三角形の立体になるので、
そこまで棒を深くされなくても
安定します。
■もちろん、
矢を使った例えを使って、
1本の矢は簡単に折れますが、
3本の矢だと折れないですね?
と伝えることもあります。
また、あるときは
(時代が古いですが)
巨人で20年ぐらい前、
斎藤、桑田、槇原という
3本柱が活躍した時代があります。
(3人とも15勝ぐらいずつしてました)
この時代の巨人は強かったですよね。
これが誰か一人だけだったら
どうだったでしょう?
と伝えることもあります。
■少し余談も出てしまいましたが、
(実は昔巨人の大ファンでした)
ようは
3本のほうが安定するものは
世の中に多いという話です。
そして、何に対して軸を
持ったほうがいいかというと、
「自分の人生に対して」
です。
もし、今
「あなたが、人生で軸にしている
3つのことは何ですか?」
と聞かれたら答えることが
できますか?
・
・
・
少なくとも、
昔の私はできませんでした。
■前の前の記事から
お伝えしている通り
人生をより良くするためには
あらゆることに対して
軸(できれば3本の)を
持つようにしたほうがいいです。
でも、
いきなり3本は大変ですよね。
■そもそも
いきなり3本を持って
紐で括るのは
至難の業です。
まずは
1本地面に立てて、
次にもう1本立てて
最後にもう1本立てて
その3本を紐で括る。
実は、この工程が一番良いのです。
■このことを実現するために
話す書く考える工房でも
最初は1本の軸を作ることを
力を入れています。
クライアント様に聞いて、
何かあればそれを軸にしますし、
それがなければ、
比較的取り組みやすい
「書く習慣を身につける」か
「話し方を変える」
をお勧めしています。
人生の軸を持つことで、
人生をより良いものに変えていきましょう!!
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■人生ではあらゆることに
軸を持つとよい。
■軸は安定するので、
3本がお勧め。
■一番大事な軸は、
人生に関すること。
■いきなり3本軸を作るのは
難しいので、
はじめは1本でいい。
■特に軸として思いつくものが
ない場合は、
「書く習慣を身につける」か
「話し方を変える」
をお勧めしている。