■話す書く考える工房では、
「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。
「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。
この記事でも前の記事に引き続き、
「人の特性」ついて説明します。
■人は話すことで癒される
カール・ロジャースという心理学者が
「人は、話すことによって癒される」という
有名な言葉を残しました。
人は、話をすることによって
癒されるのです。
話す書く考える工房では、
この「人は話すことで癒される」
という特性を使うために
「具体的にやること」の一つとして
紹介した「話し方を変える」で
使用しています。
■傾聴のポイントは、
「相手が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと、
相手が話したことを突っ込み続ける」
ということでした。
これはつまり、
相手に話をしてもらうことで
相手に癒しを与えることをしているのです。
相手の話したことにどんどん突っ込みを入れて
どんどん話をさせてあげる。
これが「傾聴」の極意です。
■そして、話のきっかけを色々な角度から
作るために10個の質問を使います。
1「オープン質問(一般質問)」
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」4「間接質問」
5「関連質問」6「並列質問」
7「未来質問」8「過去質問」
9「肯定質問」10「否定質問」
■さらに、
相手の話を聞くときには
相手の言ったことに対して
絶対に否定しないこと。
いくら相手が話しをしていても
相手の言ったことを否定ばかり
してしまったら
さすがに癒されませんよね。
この3つと
「人は話すことで癒される」という特性を
知ったうえで、人と会話することで
人とのコミュニケーションが格段に
良くなり、人生を変えることができます。
そして、時には自分を癒すために
「人に話をすること」も重要です。
「聴くこと」と「話すこと」の
両方をバランスよく磨いていきましょう!
今日も読んでいただきありがとうございます。
この記事のポイント
■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。
■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。
■その一つに、
「人は話すことで癒される」
というものがある。
■なので、話す書く考える工房は
人の話をひたすら聴くという「傾聴」を
大切にしている。
■たまには自分が話すことで
癒されることも重要です。