人生を変える

A68_人は一貫性のある人間と思われたい

■話す書く考える工房では、

「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。

「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。

今回も前の記事に引き続き、
「人の特性」ついて説明します。

■人は一貫性のある人間と思われたい

人には一貫性のある人間と思われたい
という特性があります。

自分が言ったことを
何とか守ろうとする特性です。

この特性は、自分が言ったことが
どんなに小さなことでも働きます。

なので、営業の世界などでは
はじめにお客様が「YES」と
答える質問をしなさいなどと教えられます。

一度お客様に「YES」と言わせてしまえば
自分の提案にも「YES」と言ってもらい
やすくなるからです。

■イエスセット話法などとも言われて
以下のように使われます。

営業「今年の冬は雪が多かったですね」
お客「そうですね。雪国の人は大変だった
でしょう」
営業「雪が多いと御社の商品は
売れますよね」
お客「そうですね。当社にとっては
雪はありがたいです」

今回は、営業テクニックが主題ではないので
このくらいで・・・

■この一貫性の法則を

話す書く考える工房でどう使っているか
というと

で使っています。

この記事の中で、

「自分に対しての約束については、
紙に書いたり、誰かに公言してしまうこと」

「約束を守ることで例外を作らないこと」

が重要だと伝えています。

自分に対しての約束を
紙に書いたり、誰かに言うことによって
一貫性の法則が働くようにしています。

そして、
一度何かに対して「YES」と言ったら、
「NO」とは言わないようにします。

なぜなら、「NO」と言ってしまったら
今度は「NO」に対しての一貫性の法則が
働きだしてしまうからです。

■つまり、

人生を変えるためには、

「自分は人生を変えるんだ!」と
紙に書いたり、人に公言してしまい、

そして、一度宣言したら
「自分は人生を変えるんだ!」
という考えをずっと変えないことが
大切です。

なんども「自分は人生を変えるだ!」
と思っていれば、

一貫性の法則が強烈に働いて
必ず人生(自分)を変えることができます。

自然と働いてくれる便利な特性を知って、
人生をより良くする方向に使って
いきましょう!!

今日も読んでいただきありがとうございます。

この記事のポイント

■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。

■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。

■その一つに、
「人は一貫性のある人間と思われたい」
というものがある。

■自分が一度言ったことを守ろうと
する特性のことである。

■営業などでよく使われている特性である。

■人生を変えるときにこの特性は
使うことができる。