■話す書く考える工房では、
「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。
「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。
今回も前の記事に引き続き、
「人の特性」ついて説明します。
■人は一貫性のある人間と思われたい
人には一貫性のある人間と思われたい
という特性があります。
自分が言ったことを
何とか守ろうとする特性です。
この特性は、自分が言ったことが
どんなに小さなことでも働きます。
なので、営業の世界などでは
はじめにお客様が「YES」と
答える質問をしなさいなどと教えられます。
一度お客様に「YES」と言わせてしまえば
自分の提案にも「YES」と言ってもらい
やすくなるからです。
■イエスセット話法などとも言われて
以下のように使われます。
営業「今年の冬は雪が多かったですね」
お客「そうですね。雪国の人は大変だった
でしょう」
営業「雪が多いと御社の商品は
売れますよね」
お客「そうですね。当社にとっては
雪はありがたいです」
今回は、営業テクニックが主題ではないので
このくらいで・・・
■この一貫性の法則を
話す書く考える工房でどう使っているか
というと
で使っています。
この記事の中で、
「自分に対しての約束については、
紙に書いたり、誰かに公言してしまうこと」
や
「約束を守ることで例外を作らないこと」
が重要だと伝えています。
自分に対しての約束を
紙に書いたり、誰かに言うことによって
一貫性の法則が働くようにしています。
そして、
一度何かに対して「YES」と言ったら、
「NO」とは言わないようにします。
なぜなら、「NO」と言ってしまったら
今度は「NO」に対しての一貫性の法則が
働きだしてしまうからです。
■つまり、
人生を変えるためには、
「自分は人生を変えるんだ!」と
紙に書いたり、人に公言してしまい、
そして、一度宣言したら
「自分は人生を変えるんだ!」
という考えをずっと変えないことが
大切です。
なんども「自分は人生を変えるだ!」
と思っていれば、
一貫性の法則が強烈に働いて
必ず人生(自分)を変えることができます。
自然と働いてくれる便利な特性を知って、
人生をより良くする方向に使って
いきましょう!!
今日も読んでいただきありがとうございます。
この記事のポイント
■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。
■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。
■その一つに、
「人は一貫性のある人間と思われたい」
というものがある。
■自分が一度言ったことを守ろうと
する特性のことである。
■営業などでよく使われている特性である。
■人生を変えるときにこの特性は
使うことができる。