人生を変える

A77_人は馬鹿にされると傷つく

■人は馬鹿にされると傷つく

人は

「人に馬鹿にされると傷つく」

という特性を持っています。

正しい意思決定と行動ができる
自分でありたいという

欲求がその特性を生んでいます。

このことを「有能感」といいます。

■例えば、

何か買い物をするときに
たいていは同じ店でするのはなぜでしょうか。

それは、新しい店に行くのと違って、
そのお店のことを良く知っているので、

探したい商品などを探すときに
場所を間違うことがないため

自分の「有能感」が下がらないからです。

新しい店にいくと
お店の中のことや商品がどこに
あるかわかないので

「自分でできる感覚」
つまり、自尊心が下がってしまうのです。

なので、

人はなるべく知っているお店とか
知ってる道具を使おうとするのです。

■これと同じ理由で

実は、

人生を変えるときには、
この「有能感」が妨げになって
くることが多いです。

人は、

自分の「有能感」を保つために
今までと同じことを
しようとしてしまいます。

このことは、
人が持っている特性なので
仕方ないのです。

■このことを防ぐためには、

自分がそういう特性を持っていること
をきちんと認識することです。

自分自身が何かをしようとする
(ここでは「人生や行動を変える」ということ)
とするときに、

自分がどんな反応を
するかを知ってしまえば、

自分が知らないことは少なくなって
自分が知っていることをすることに
なるので、

「有能感」が下がることはないのです。

■つまり、

今まで人生を変えようとしたときに
実際に行動できなかったのは、

人生を変えるという行動をしたときに
「自分にどんなことが起こるかわからない」
という不安があったからです。

それを取除くために、
この講座で少しでも学んでもらい
人(自分)の特性を知ってくださいね。

また、話す書く考える工房は
人が変わろうとしたときに
どんなことが起こるかよく知っています。

自分自身がした行動の結果が
わかるようになれば、

「有能感」はあげられます。
一緒に、「有能感」を高めていきましょう!!

この記事のポイント

■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。

■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。

■その一つに、
「人は馬鹿にされると傷つく」
というものがある。

■「正しい意思決定と行動ができる
自分でありたち」という欲求を
「有能感」という。

■「有能感」がときに
人生を変えるのを邪魔することがある。

■これを防ぐために
人(自分)の特性を知っておく必要がある。