人生を変える

A26_「自分の少し過去」と「自分の少し未来」を書く

【本編】「少し過去」と「少し未来」を書く

■私は以下のことを
毎日書くようにしています。

①「やること」と「やりたいこと」を書く
②「事実」と「主観」を書く
③「具体」と「抽象」を書く

と、その前の前提としての
「問い」と「答え」を書く

です。

昨日の記事で

書くことが慣れてない段階では、
「考え」を書いたり、

思い出したりするまでに時間が
掛かる「事実」を書こうとするのは

断固として避けなければなりません。

さらに、

紙に書く習慣を身に着ける段階では、
自分とした約束を確実に毎日守るために
確実に書ける内容を用意する必要があるのです。

と伝えさせていただきました。

■そして、

「事実」を書くために使う
「質問」として、

「今日したことは?」を
使うと良い
とお勧め致しました。

また、上記の質問を分解した

「今日(の朝)したことは?」
「今日(の昼間)したことは?」
「今日(の夕方)したことは?」

を使ってもいいとお伝えしました。

これらの質問は、

「少しだけ過去」についての
「自分に対しての問い」
を出しています。

つまり、「過去」に目を
向けているわけです。

■ここで

少しだけ視点を変えて、

「少しだけ未来」についての
「自分に対しての問い」
を出してみます。

少し未来を向けるために、

「今日したことは?」
「今日することは?」

変えてみます。

まず「問い」を書きます。

今日することは?     2024-4-11

次に、答えを書きます。

今日することは?     2024-4-11

-会社にいく
-お客様に資料を送信する
-家に帰ってからblogを投稿する

見ての通り、「問い」と「答え」を
書いていますが、

書いている内容自体はたいしたことの
ない
ようになっています。

上記で書かれた内容を例えば
blogで投稿したら

この人何を言いたいんだろう?

と言われるかもしれません。

■でも、

この段階では誰かに見せるわけでは
ないのでこれでいい
のです。

書く内容はつたない内容でもいいので

とにかく「問い」と「答え」の形で
書くこと
が大切です。

さらに、「問い」に対して思いついた
ことをまずはそのまま書く。

ようするに

「問い」に対する「答え」を
すぐに書いて「言語化」する
ということが重要なのです。

「質問」には「応答反射」と
言われる

質問されると答えないわけには
いかなくなるパワー
を持っています。

■この力最大限に活用するために、

自分自身で自分に「質問」を
投げかけて
それで生まれてくる

「答え」をすぐに紙に書く。

これを繰り返すことによって
しだいに書く習慣が身についていくのです。

そして、

最初は実際に自分がしたこと
「少し過去」のこと)

次に自分がすること
「少し未来」のこと)

を書くことによって、

少しずつ自分の意識を未来に
向けていくようにしていく
のです。

書くという作業によって、
半強制的に「未来」を向くようにする

ということがポイントです。

■そして、

今日の記事で

「情報」を整理することが重要
だと書いていますが、

この今日することをただ並べるだけ
というのは、

「情報」を整理するときに
とても重要なことなのです。

ただし、さきほど言った通り、

今日することをただ並べるだけでは、

それだけだとあまり意味があるものに
思えない
ので、

実際に「今日することは?」
という「質問」を

自分に対してする人は
まだまだ少ない
ですし、

ましてはそれを紙に書いてやる人は
これからもそこまでは増えて
いかないでしょう。

だからこそ、このことを
続けていく意味を知って、

毎日実際に続けていくことができれば
大きなチャンスをつかむことができるのです。

今日も読んでいただきありがとうございます。

この記事のまとめ

■「今日したことは?」という
「質問」で「事実」を書く。

■「今日したことは?」を
「今日することは?」に変えて
「少し過去」から「少し未来」
を向くように変える。

■「質問」には「応答反射」という
とても強力なパワーがあるので
それを活用する。

■「質問」によって生み出された
「答え」をすぐに紙に書いて
言語化していく。

■物事をただ並べるだけでも
「整理する」ことになるのだが、
この事実を多くの人は知らない。

■毎日紙に「今日すること」を
書くだけでも「情報を整理する力」
を高められる。