【本編】「事実」を書くために最初にすること
■ここまでの記事で
きちんと伝えることができていません
でしたが、
私が毎日の日課としている
①「やること」と「やりたいこと」を書く
②「事実」と「主観」を書く
③「具体」と「抽象」を書く
と、その前の前提としての
「問い」と「答え」を書く
ことをしていくためには、
そもそもとして「(紙に)書く習慣」を
身に着けている必要があります。
■そして、
書く習慣を身に着ける段階では、
「事実」を書くことが有効なのですが、
この段階においては、
絶対に書ける「事実」を用意しておく
必要があるのです。
書くことが慣れてない段階では、
「考え」を書いたり、
思い出したりするまでに時間が
掛かる「事実」を書こうとするのは
断固として避けなければなりません。
■そうしないと、
「どうしても書けない」というときが
出てきてしまい、
今日の【短め】バージョンで紹介した
決意▶約束を守る▶反復練習が
達成できなくなってしまうからです。
特に自分とした約束(ここでは
毎日紙に書くということ)
を守れなくなってしまうからです。
紙に書く習慣を身に着ける段階では、
自分とした約束を確実に毎日守るために
確実に書ける内容を用意する必要あるのです。
■そこで使用するのが
以下のフォーマットと「質問」になります。
今日したことは? 2024-4-13
フォーマットは前の記事でも
書いた通り赤羽雄二さんの「メモ書き」
スタイルです。
そして「質問」は、
「今日したことは?」です。
問いをまず始めに書きます。
そして、「答え」も書いたものが以下になります。
今日したことは? 2024-4-13
-家で朝ご飯を食べた
-全体会議に参加した
-blogの記事を複数投稿した
すごくシンプルすぎて馬鹿にしているのか?
という声が聞こえてきそうですが、
さきほど説明した通り、
書く習慣を身に着ける段階では、
思い出したりするまでに時間が
掛かる「事実」を書こうとするのは
断固として避けなければなりません。
人は、自分から距離的や時間的に近いものは
比較的簡単に思い出せるようにできています。
つまり、「自分のこと」かつ「今日のこと」
であれば簡単に思い出すことができるのです
■なので、
こんな誰でも書けそうなこと書いて
なにになるんだ?
とか思わずに、まずは「今日したことは?」
を書くところから始めるのがよいのです。
もうお気づきかもしれませんが、
この「メモ書き」は
書くことの大前提である
「問い」と「答え」を書く
ということも含まれいますよね。
例えば「今日したこと」と質問形式ではない
タイトルにしたとしても
「答え」としては今回紹介したものと
同じになるかもしれませんが
「今日したことは?」と「問い」の形に
することに意味があるのです。
ちなみに上記で紹介した
-家で朝ご飯を食べた
-全体会議に参加した
-【短め】バージョンの記事をnote
に投稿した
の3つは、
実は、
「今日(の朝)したことは?」
「今日(の昼間)したことは?」
「今日(の夕方)したことは?」
という「問い」に「答え」たものです。
このように「問い」を分解することも
書く習慣を身に着けたあとには
挑戦していただきたいことですが、
まずは一番短い「今日はしたことは?」
で(紙に)書く習慣を身に着けるところから
チャレンジしてみてください。
今日の記事にも今後説明していく
重要キーワードがたくさん散りばめてあります。
今日も読んでいただきありがとうございます。
この記事のまとめ
■紙に書く習慣を身に着けるんは、
「事実」を書くとよい。
■書く習慣を身に着ける段階では、
絶対に書ける「事実」を用意しておく
必要がある。
■それをしないと「どうしても書けない」
という時が出てきてしまい、
自分との約束が守れなくなる
可能性があがってしまう。
■必ず書けるフォーマットと「質問」を
用意しておくとよい。
■フォーマットは赤羽雄二さんの
「メモ書き」をお勧めする。
■「問い」は、「今日したことは?」
に必ずする。
■「問い」と「答え」の形式になっている
ことに意味がある。