人生を変える

A42_「オープン質問」は「事実」と「意見」に分かれる?

【本編】オープン質問(開かれた質問)とは

■先週から

「話し方を変える」の「質問」の
具体的な話をしています。

今日は、オープン質問(開かれた質問)
の話をします。

オープン質問は、何回かにわたって
お伝えしている通り、

「サッカーのWカップでどの国が
優勝すると思いますか?」

「Wカップで日本はどんな成績を
残すと思いますか?」

のように、

「何が」「なぜ」「どのように」が
含まれる自由回答式な質問のこと
です。

■オープン質問は、

自由回答で一言で答えられないような
ことも回答してもらうことができる
ので

より多くの情報を収集できたり、

その人の本音に近い回答を得ること
ができます。

使うときの注意点としては、

聞き方によっては相手が答えづらく
なってしまうということです。

例えば、

「あなたにとっての問題はなんですか?」
という質問は、

ときと場合によりますが、
あまりに開かれすぎているために

聞かれた人も答えるのに困って
しまうことが多いような質問です。

■このオープン質問のデメリットを
少しでも減らすために

オープン質問を

「事実を尋ねる質問」と
「意見を尋ねる質問」に

分けて考えるといいと
言われています。

事実を聞く質問は
「この一カ月間で、あなたが
嫌だと思ったことは何ですか?」

「今朝何を食べました?」

のように実際にあった事実を聞きます。

事実について尋ねられたことは
基本的に答えやすく
なります。

■意見を訪ねる質問は

「昨日の起こった問題について
どう思いますか?」

「朝食を食べない人について
どう思いますか?」

などのように相手の意見を尋ねます。

意見について尋ねられたことは
基本的には答えづらく
なります。

■なので、

オープン質問を使うときには、
はじめは事実について尋ねる質問を
使って、

徐々に意見を尋ねる質問を使う
よいと思います。

オープン質問(事実を尋ねる)
  ↓
オープン質問(意見を尋ねる)

の流れを覚えておいてください。

明日以降も続けます。

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント

■オープン質問(開かれた質問)は、
「何が」「なぜ」「どのように」
が含まれる自由回答式な質問のこと。

■オープン質問(開かれた質問)は、
相手が答え辛い場合がある。

■事実を尋ねる質問と
意見を尋ねる質問に
分けて考えるよい。

■事実を尋ねる質問は比較的答えやすい。

■意見を尋ねる質問は比較的答えづらい。

■以下の流れがよい。
オープン質問(事実を尋ねる)
  ↓
オープン質問(意見を尋ねる)