「関連質問」と「並列質問」
■今日は、
5「関連質問」と6「並列質問」
の話をします。
サッカーのWカップの例として
以下を前に掲載しました。
●関連質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「今日の試合みますか?」
Bさん:「見ますよ。楽しみですね」
Aさん:「日本は勝つと思いますか?」
●並列質問
Aさん:「Wカップに興味がありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「スポーツ全般好きですか?」
Bさん:「好きですね。」
Aさん:「スポーツ以外で何がすきですか?」
■今日はもう一つ例を紹介します。
もうすぐ夏なのでテーマは夏です。
●関連質問
Aさん:「今年の夏どこか行かれる予定
ありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「どこに行かれる予定ですか?」
Bさん:「今年は、海に行こうと思っています」
Aさん:「どこの海に行く予定ですか?」
●並列質問
Aさん:「今年の夏どこか行かれる
予定ありますか?」
Bさん:「ありますよ」
Aさん:「昨年はどこかに行かれたんですか?」
Bさん:「行きました。」
Aさん:「長期休暇はいつもどこか行かれて
いるんですか?」
■このように
5「関連質問」は、
「相手の答えたことに関連した質問を
するため相手は答えやすい」
「1つの話を深めていくことができる」
などのメリットがあり、
「一つの話に時間が掛かってしまい
他の話ができなくなる」
というデメリットがあります。
■そして
6「並列質問」は、
「自分が知りたい情報だけを聞くことができる」
「色々な話を聞くことができる」
などのメリットがあり、
「質問がつながっていないので
会話が成り立ちにくい」
「相手を不愉快にさせてしまうことがある」
というデメリットがあります。
■5「関連質問」と 6「並列質問」も
それぞれメリットとデメリットが
あるので、
1「オープン質問(一般質問)」と
2「クローズド質問(限定質問)」
3「直接質問」と4「間接質問」
と同じように
他の質問と組み合わせ
使用するのが効果的です。
■このnoteでは
質問についてをテーマに
してますが、
話す書く考える工房では、
質問の使い方を変えることで
人生を変えられると本気で
思っています。
質問以外でもそうなんですが、
人生を変えるときには、
本人が
「それをやったことで人生を
変えられる」と思っているか
「それをやっても人生は変わらない」と
思っているか
がとても大きな差になって
現れます。
■過去の私自身がそうだったのですが、
「それをやっても人生は変わらない」と
思っている(思い込んでいる)と
人生は変わる可能性は
ほとんどなくなります。
例えば、
質問をのことを教えられたばかり
の頃の私は、
「たかが質問の使い方を変えたぐらいで
人生が変わるなら苦労しないよ」と
思っていました。
そして、その
「たかが質問の使い方を変えたぐらいで
人生が変わるなら苦労しないよ」
という言葉の通り、
人生が変わることはありませんでした。
ようするに、本人がそう思ってしまっている
限りは、人生は変わる訳がないといういことです。
■その逆に
「質問の使い方を意識するだけで
人生が変わるかも」
と思えるようになってからは、
徐々に人生が良い方向に
変わっていきました。
この最初の「人生が変わるかも」と
いう感覚がとても大切です。
実のところ、
人生が変えられるかどうかは、
「人生が変わるかも」という感覚を
いかに積み上げていくかにかかっています。
「人生が変わるかも」という感覚を
体験することが重要なので
その一つ一つの大きさはぶっちゃけ
あまり関係がありません!
■なので、
質問の1つ1つは単純ですが、
その質問を組みあわせて自由に
使えこなせるようになれば、
「人生が変えられる」と本気で
思ってもらえばいいと思います。
この「自分が思うこと」がとても重要です。
(今回の場合、「質問で人生が変えられる!」
と思う(思い込む)こと)
何かを実際に変えるのにはそれなりに
時間が必要ですが、
思う(思い込む)ことは、
本人がその気になれば、
すぐにでも変えることができます。
人生を変えようとするときには、
この「すぐにできること」を変えていくこと
が肝心です!
今日も読んでいただきありがとうございます!
この記事のポイント
■質問を使い分けられると
会話力が抜群にアップする。
■5「関連質問」は、
「相手の答えたことに関連した質問をするため
相手は答えやすい」
「1つの話を深めていくことができる」
「一つの話に時間が掛かってしまい
他の話ができなくなる」
という特徴がある。
■6「並列質問」は、
「自分が知りたい情報だけを
聞くことができる」
「色々な話を聞くことができる」
「質問がつながっていないので
会話が成り立ちにくい」
「相手を不愉快にさせてしまう
ことがある」
という特徴がある。
■5「関連質問」も6「並列質問」も
メリットとデメリットがあるので
組み合わせ使うことが有効。
■「質問を組み合わせて使うことで
人生を変えられる」と
本気で思うことが重要。
■本人が「人生を変えられる」と
本気で思う(思い込む)ことで
人生は変えられる。
■本人が「人生は変わらない」と
思っている限りは、人生は変わらない。
■人生を変えようとするときには、
この「すぐにできること」を
変えていくことが肝心。