リソースに対する考え方
コーチングやNLPでの基本的な考え方の一つに、「必要なリソースをすでに持っている」というものがあります。
こうなりたいとか、こうしたいと望んだときに「それを達成するために私は○○が足りない」と思ったことはありませんか。NLPではこの○○自体や○○を達成するための資源(リソース)をすでに持っていると考えるのです。
リソースとは
リソースとは、ある物事を達成するために必要な様々な資質のことです。リソースは大きく分けると「内的なリソース」と「外的なリソース」に分けることができます。
内的なリソース
- 知識
- 知恵
- アイデア
- 集中量
- 行動力
- やさしさ
- 責任感
外的なリソース
- 家族
- 友人
- 恋人
- 会社
- 住まい
- 情報
リソースの発見方法と活用方法
紙に書き出す
自分が持っているリソースに気づくためには紙に書きだしてみることが重要です。今自分の家の中にある物や交流がある人の名前を書きだしたり、過去に出会ったことがある人、過去に経験したことなどをできるだけ多く書き出してみましょう。
人と会話する
自分がすでに持っているはずのリソースは本人自身ではなかなか気づきにくいものです。なので人と会話の中で見つけるということも必要です。
人と会話して良くいわれることの中からリソースを見つけだします。例えば「○○さんって話やすいよね」とか「○○さんって細かい作業が得意だよね」とよく言われるとしたら、「話しやすい」や「細かい作業が得意」がリソースとなります。
また、一見ネガティブに感じるようなこと(例えば「○○さんて神経質だよね」)の中にもリソースが隠れている(神経質=細かいところまで気づくなど)可能性があるので、人との会話の中から上手く自分のリソースを見つけられるようになるといいですね。
コーチに引き出してもらう
上記の2つの方法をあげてみましたが、やはり慣れていないとリソースを自分で発見するのは難しいものです。リソースを発見することに慣れているコーチにコーチングをしてもらい、リソースを引き出してもらうことはとても有効です。