人生を変える

A56_人生のあらゆることに軸を持つこと

■ここまで主に

話し方(会話)を変える
(得に「質問」についてを中心)

にお伝えしてきましたが、

何かを身に着けるとか
考えるときとかに

一定の軸を持って取り組むと
上手くいくことが多いです。

■話す書く考える工房で
お伝えしている

「話し方を変える」で
いうと

以下の3原則があります。

●「傾聴」
●「質問」
●「相手の言ったことを否定しない」

他にも色々とポイントは
あるのですが、

「話し方を変える」については、

この3つの軸を中心に
お伝えすることで、

お伝えする側の私も
聞く側の相手の方も

ある程度の共通言語を持って
会話できるようになるのです。

■また、

この3つの原則を覚えておけば
実際に誰かと会話するときにも

意識して会話ができるように
なりますよね。

「誰かと会話するときは
「傾聴」を意識する」

「誰かと会話するときは
「質問」を意識する」

「誰かと会話するときは
「相手の言ったことを
否定しない」を意識する」

ということが可能に
なってくるのです。

■これとは逆に

3原則のような指針を
持っていなかったら

「誰かと会話するときは
思いつきで話をする」

「誰かと会話するときは
流れに身を任せて話をする」

「誰かと会話するときは
相手の出方しだいで話をする」

となる可能性が高いですよね。

もちろん、会話にルールがあるわけ
ないのでこれでも問題がないと
いえば問題ないわけです。

■しかし、

人生をより良くするという
意味では問題が発生します。

なぜなら

人は、自分でコントロールできる
ものには、ストレスをそれほど
感じず

自分でコントロールできない
ものにはストレスを感じるからです。

●「傾聴」
●「質問」
●「相手の言ったことを否定しない」

という3原則を会話で使えば、
会話のかなりの部分を

自分でコントロールできます。
(つまり、ストレスが減ります)

■会話以外でも

何かを考えるためには、
軸を持つことが大事です。

例えば、

「考える」という行為は
かなり漠然としている行為ですが、

会話と同じように
いくつかの軸を身に着けることで

「考える」ことに対するストレス
が格段に減ります。

「考えることが苦手」という人は
多いと思いますが、

それは、今までに考えるための
軸を身に着けてこなかったからです。

「考えること」についての軸が
ないから
  ↓
自分でしていることなのに
コントロールできない
  ↓
だから、「考えること」が
ストレスになる
  ↓
ストレスになるから
「考えること」をやらなくなる
  ↓
やらないから
考えられなくなる

という負の連鎖に
はまり込んでいるのです。

■この負の連鎖は

「話すこと(会話)」
「考える」

こと以外も起こることが多いです。

だからこそ、自分でコントロール
できることを増やすために

様々なことに対して軸を作って
いくことが必要なのです。

様々なものに軸を持つことで

一緒に負の連鎖を
断ち切りましょう!!

今日も読んでいただきありがとうございます!

この記事のポイント
■話し方を変えるには以下の3原則がある。
●「傾聴」
●「質問」
●「相手の言ったことを否定しない」

■3原則を使うことで、会話の大部分が
コントロール可能となる。

■会話以外のことでも、3原則のような
軸を持つことで、自分でコントロール
がしやすなる。

■人は、自分でコントロールできるもの
にはストレスをそれほど感じないで、
自分でコントロールできないものには
ストレスを感じる生き物である。

■あらゆるものに軸を持って、
自分でコントロールできるものを
増やすと、
「コントロールできない
→ストレスになる→やらない
→できない」の負の連鎖を
断ち切ることができる。