■話す書く考える工房では、
「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。
「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。
今回も引き続き、
「人の特性」ついて説明します。
■人は否定されるのがとにかく嫌い
人は、「否定されるのが嫌い」
という特性があります。
例えば、
Aさん:
「洗濯機の購入を考えているですけど・・・」
Bさん:
「ご予算はどれくらいですか」
Aさん:
「5万くらいなんですが・・・
ドラム式洗濯機がいいのですが・・・
よさそうなものはありますか?」
Bさん:
「いいえ、ドラム式洗濯機はもう少し
高いものでないと・・・」
Aさん:
「そうなんですが、小さいサイズ
でもいいのですが・・・」
Bさん:
「ドラム式洗濯機で小さいもの
は使い勝手が良くないですが・・・」
などと会話が進んだらどうでしょうか。
Bさんには、そこまで悪気はないですし
「事実」としては正しいことを言ってます。
しかし、
Aさんが言っていることを
ことごとく否定してしまっているで、
これでは、AさんがBさんに対して嫌悪感を
抱いてしまいます。
■なぜなら、
人は、直接自分のことを否定されている
訳ではなく
「自分が言った言葉を否定」されてただけでも
「自分が否定されてしまう」と感じてしまいます。
このことを注意するために
話す書く考える工房では、
「話し方を変えること」の3つの中に
「相手の言ったことを否定しない」
ということを入れています。
人は、とにかく自分のことを否定されるのが
嫌いなので注意しましょうね。
■また、
「話し方を変えること」の中では、
「相手の言ったことを否定しない」
と伝えていますが、
「人は否定されるのがとにかく嫌い」
という特性で本当に注意しなければ
いけないのは、
「自分自身を否定してしまうこと」です。
この記事で伝えている通り、
人は、
「人は否定されるのがとにかく嫌い」
なのです。
つまり、自分自身を否定してしまっていては
自分自身をどんどん嫌いになってしまいます。
人は否定されるのが嫌いなんだから
当然と言えば当然です。
■しかし、
この当然の負のサイクルに
はまってしまうことは本当に良くあると思います。
私自身が、そうだったことがあるので
よくわかります。
逆に言うと、
長年その負のサイクルにはまっていた
私でさえも
抜け出す方法を知れば、
その負のサイクルから抜け出せたのです。
なので、
今その負のサイクルにはまっているとしても
諦める必要はないのです。
はじめは、小さな一歩でいいので
今と逆方向に歩くようにすれば
いいのです。
当然、はじめから上手くはいかないことも
あります。
その一歩を踏み出すことを
話す書く考える工房は、
全力でサポートいたします。
何がきっかけになるかわからないので、
色々な角度から記事を書いていく予定です。
このサイトでその小さな一歩を
見つけてもらえれば幸いです。
この記事のポイント
■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。
■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。
■その一つに、
「人は否定されるのがとにかく嫌い」
というものがある。
■この特性に注意するために、
「相手の言ったことを否定しない」
■この特性に注意するために、
「自分自身のことを否定しないこと」
■負のサイクルから脱出する1歩目は
どこにあるかわからない。
でも、必ずその1歩目はある。