■話す書く考える工房では、
「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。
「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。
今回も前回に引き続き、
「人の特性」ついて説明します。
■人は自分と他の人の違いを探す
先日の記事の中で
「人は知らないモノには警戒心を持つ」
という特性についてお話しました。
そして、この特性は
「人生(自分)を変えよう」と
するときにすごく邪魔になってくるが、
初めての経験を
繰り返し経験していくことによって
変えていくことができる。
ともお伝えさせていただきました。
■この特性の影響で
人には「自分と他の人の違いを探す」
という特性があります。
人がどのように危険と判断するか
少し考えてみてください。
また、逆に安全なものって何でしょうか。
答えをいうと
「自分と違うものは危険」
「自分と同じものは安全」
ということです。
自分自身が自分に対して危害を加える
可能性は低いですよね。
なので、人は
自分と同じものは、「安心」とか「安全」と
感じ、
逆に自分と違うところを持つモノを
「危険」とか「間違っている」と
感じるようにできています。
■この特性を無意識に使っている
機会は多いですよね。
例えば、同じ県の出身であったり、
同じ血液型であったりすると
なんとなく相手に対して好感を
持つことができます。
ここに、
「自分と同じモノは安心」という
特性が働いています。
逆に、無意識で
「相手と自分の違うことを探してしまう」と
いう特性があるので、
相手に自分が違うところがあると
気が付いてしまい、
相手のことを嫌いになってしまうことが
あるというのがこの特性の注意が
必要なところです。
■そして、この特性を
話す書く考える工房で
どう活用しているかというと
『ペーシング』という技術を
使っています。
相手と同じ部分を見つけていく、
ときには「作っていく」方法です。
営業やコーチングのスキルでも
良く教わることなので
聞いたことがある人は多いかも
しれないですね。
「ペーシング」の内容は何かの機会で
詳細を記事にしておこうと思っています。
記事を読んでいただきありがとうございます。
この記事のポイント
■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。
■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。
■その一つに、
「人は自分と他の人の違いを探す」
というものがある。
■人は、自分と同じものを安全と判断する。
■人は、自分と違うものを危険と判断する。
■この特性を上手く活用する方法として、
『ペーシング』がある。