人生を変える

A74_「自分と他の人の違いを探す」という特性

■話す書く考える工房では、

「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。

「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。

今回も前回に引き続き、
「人の特性」ついて説明します。

■人は自分と他の人の違いを探す

先日の記事の中で

「人は知らないモノには警戒心を持つ」
という特性についてお話しました。

そして、この特性は
「人生(自分)を変えよう」と
するときにすごく邪魔になってくるが、

初めての経験を
繰り返し経験していくことによって
変えていくことができる。

ともお伝えさせていただきました。

■この特性の影響で

人には「自分と他の人の違いを探す」
という特性があります。

人がどのように危険と判断するか
少し考えてみてください。

また、逆に安全なものって何でしょうか。

答えをいうと
「自分と違うものは危険」
「自分と同じものは安全」

ということです。

自分自身が自分に対して危害を加える
可能性は低いですよね。

なので、人は

自分と同じものは、「安心」とか「安全」と
感じ、

逆に自分と違うところを持つモノを
「危険」とか「間違っている」と
感じるようにできています。

■この特性を無意識に使っている
機会は多いですよね。

例えば、同じ県の出身であったり、
同じ血液型であったりすると

なんとなく相手に対して好感を
持つことができます。

ここに、
「自分と同じモノは安心」という
特性が働いています。

逆に、無意識で
「相手と自分の違うことを探してしまう」と
いう特性がある
ので、

相手に自分が違うところがあると
気が付いてしまい、

相手のことを嫌いになってしまうことが
あるというのがこの特性の注意が

必要なところです。

■そして、この特性を

話す書く考える工房で
どう活用しているかというと

『ペーシング』という技術を
使っています。

相手と同じ部分を見つけていく、
ときには「作っていく」方法です。

営業やコーチングのスキルでも
良く教わることなので

聞いたことがある人は多いかも
しれないですね。

「ペーシング」の内容は何かの機会で
詳細を記事にしておこうと思っています。

記事を読んでいただきありがとうございます。

この記事のポイント

■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。

■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。

■その一つに、
「人は自分と他の人の違いを探す」
というものがある。

■人は、自分と同じものを安全と判断する。

■人は、自分と違うものを危険と判断する。

■この特性を上手く活用する方法として、
『ペーシング』がある。