人生を変える

A24_紙に書くときに「事実」から書くと良い理由は?

【本編】「事実」から書く理由

■前の記事で

紙に「事実」と「主観」を切り分けて
書くとよい
ということをお伝えしましたが、

特に「事実」を書くとよいと思います。

理由は2つあって、

①「事実」がない人はいないから
②「事実」がすべての素
(基)になるから

です。

「事実」がない人はいない

■まずは一番目ですが、

どんな人でも今までにしてきたことが
あるはずなので、「事実」は必ずあります。

例えば、1分前に何をしてましたか?
⇒blog
を書いていました。

1時間前に何をしていましたか?
⇒夕食を食べてました。

昼間は何をしていましたか?
⇒仕事をしていました。

起きてすぐ何をしましたか?
⇒トイレに行きました。

朝5時は何をしてましたか?
⇒寝てました。

■このように、

何かしらその人がしたこと=「事実」が
あるはずなので、

自分が今までにしてきたこと(=事実)
が書けないということはない
はずなのです。

つまり、紙に何かを書こうとするときに
「事実」を書けば、

何も書けないということは
ない
はずなのですが、

こういった前提を説明しないまま
20人ぐらいの方に

「なんでもいいから
紙に書いてみてください」

とお願いしたとしたら、

半分の10人ぐらいが、

「何を書いたらいいでしょうか?」
と戸惑ってしまい、

紙に何も書けないままに終わるのです。
(昔の私はまさにこの書けない人でした)

■これぐらい、

学生時代のテストや仕事で必要に
迫られた以外のことで

紙に書くという習慣を持っていない
人がほとんど
だと思いますが、

さきほど説明した通り、

今までにしてきたことを「事実」として
書くということは、

やろうと思えば誰でもできること
のはずなのです。

ただし現段階では、

「事実」を書いていくことのメリット
をほとんどお伝えしていないので

「事実」を書くことに何の意味があるの?
と疑問が湧くかと思います。

「事実」がすべての素(基)になる

■ ここで、2番目の

「「事実」がすべての素(基)になるから」

が出てくるわけですが、
何の基になるかというと、

前の号でも説明した「主観」と
「アクション」の素になる
のです。

「主観」は、「(個人の)感想」
「思ったこと」「意見」のこと
ですが、

この3つは何かしらの「事実」を
基にして生まれ来るものですよね。

例えば、

「大谷選手がホームランを打った」
⇒事実

「ほぼ毎日活躍して嬉しい」
⇒感想

「このままいったら今年も
ホームラン王をとりそう」
⇒思ったこと

「(試合をみてない人に)
試合をみたほうがいい」
⇒意見

のように「主観」はある「事実」から
生まれることが多い
のです。

■そして、

「大谷選手がホームランを打った」
⇒事実

「私も何かスポーツを始めよう」
⇒主観(思ったこと)

「テニススクールに申し込む」
⇒アクション

とか

「blogを1年投稿続けている
人がいる」⇒ 事実

「私も毎日blogを書こう」
⇒主観(思ったこと)

「毎日blogを投稿する」
⇒アクション

のように、

「事実」→「主観」→「アクション」と
つながりになることも多いのです。

■このように、

「事実」→「主観」 または、
「事実」→「主観」→「アクション」

のように「事実」は人が考えたり、
行動することの素になる
のです。

そして、

「人生を変えるためには」

この「考えたり」「行動する」回数を
増やしていく必要がある
わけですが、

この2つを増やすためには、

その材料となる「事実」をまずは
集める必要があるのです。

明日以降に続きます。

今日も読んでいただきありがとうございます。

この記事のまとめ

■紙に毎日「事実」と「主観」を
書くとよい。

■特に「事実」を書くとよい。

■「事実」がない人はいないから、
「事実」を書こうとすれば必ず書ける。

■「事実」は「主観」と「アクション」
の素になる。

■「主観」と「アクション」を増やして
人生を変えるために、その材料になる
「事実」を集めていく。