【本編】「少し過去」と「少し未来」を書く
■私は以下のことを
毎日書くようにしています。
①「やること」と「やりたいこと」を書く
②「事実」と「主観」を書く
③「具体」と「抽象」を書く
と、その前の前提としての
「問い」と「答え」を書く
です。
昨日の記事で
書くことが慣れてない段階では、
「考え」を書いたり、
思い出したりするまでに時間が
掛かる「事実」を書こうとするのは
断固として避けなければなりません。
さらに、
紙に書く習慣を身に着ける段階では、
自分とした約束を確実に毎日守るために
確実に書ける内容を用意する必要があるのです。
と伝えさせていただきました。
■そして、
「事実」を書くために使う
「質問」として、
「今日したことは?」を
使うと良いとお勧め致しました。
また、上記の質問を分解した
「今日(の朝)したことは?」
「今日(の昼間)したことは?」
「今日(の夕方)したことは?」
を使ってもいいとお伝えしました。
これらの質問は、
「少しだけ過去」についての
「自分に対しての問い」を出しています。
つまり、「過去」に目を
向けているわけです。
■ここで
少しだけ視点を変えて、
「少しだけ未来」についての
「自分に対しての問い」を出してみます。
少し未来を向けるために、
「今日したことは?」を
「今日することは?」に
変えてみます。
まず「問い」を書きます。
今日することは? 2024-4-11
次に、答えを書きます。
今日することは? 2024-4-11
-会社にいく
-お客様に資料を送信する
-家に帰ってからblogを投稿する
見ての通り、「問い」と「答え」を
書いていますが、
書いている内容自体はたいしたことの
ないようになっています。
上記で書かれた内容を例えば
blogで投稿したら
この人何を言いたいんだろう?
と言われるかもしれません。
■でも、
この段階では誰かに見せるわけでは
ないのでこれでいいのです。
書く内容はつたない内容でもいいので
とにかく「問い」と「答え」の形で
書くことが大切です。
さらに、「問い」に対して思いついた
ことをまずはそのまま書く。
ようするに
「問い」に対する「答え」を
すぐに書いて「言語化」する
ということが重要なのです。
「質問」には「応答反射」と
言われる
質問されると答えないわけには
いかなくなるパワーを持っています。
■この力最大限に活用するために、
自分自身で自分に「質問」を
投げかけてそれで生まれてくる
「答え」をすぐに紙に書く。
これを繰り返すことによって
しだいに書く習慣が身についていくのです。
そして、
最初は実際に自分がしたこと
(「少し過去」のこと)
次に自分がすること
(「少し未来」のこと)
を書くことによって、
少しずつ自分の意識を未来に
向けていくようにしていくのです。
書くという作業によって、
半強制的に「未来」を向くようにする
ということがポイントです。
■そして、
今日の記事で
「情報」を整理することが重要
だと書いていますが、
この今日することをただ並べるだけ
というのは、
「情報」を整理するときに
とても重要なことなのです。
ただし、さきほど言った通り、
今日することをただ並べるだけでは、
それだけだとあまり意味があるものに
思えないので、
実際に「今日することは?」
という「質問」を
自分に対してする人は
まだまだ少ないですし、
ましてはそれを紙に書いてやる人は
これからもそこまでは増えて
いかないでしょう。
だからこそ、このことを
続けていく意味を知って、
毎日実際に続けていくことができれば
大きなチャンスをつかむことができるのです。
今日も読んでいただきありがとうございます。
この記事のまとめ
■「今日したことは?」という
「質問」で「事実」を書く。
■「今日したことは?」を
「今日することは?」に変えて
「少し過去」から「少し未来」
を向くように変える。
■「質問」には「応答反射」という
とても強力なパワーがあるので
それを活用する。
■「質問」によって生み出された
「答え」をすぐに紙に書いて
言語化していく。
■物事をただ並べるだけでも
「整理する」ことになるのだが、
この事実を多くの人は知らない。
■毎日紙に「今日すること」を
書くだけでも「情報を整理する力」
を高められる。