人生を変える

A32_単なる聞くスキルではない「傾聴」は奥深いスキル

■今月に入ってから

少しずつ「話し方を変える」
について伝えることをしています。

雑談(会話)を上達させるには、

「傾聴」と「質問」を上手に
使いこなせるようになる。

「話すこと」「聞くこと」の
割合は、

「聞くこと8割」「話すこと2割」か
「聞くこと9割」「話すこと1割」

が良い。

とお伝えしました。

■私自身が

「傾聴」ということを強く意識しはじめたのは
15年前からですが、

最近になって余計に
この「傾聴」の奥深さを感じています。

傾聴とは、

●「深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感する聴き方」

●「話し手の方のお話を、
そのまま受け止めながら聴くこと」

●「積極的に関心を持って注意深く
話を聞く力」

●「英語でいうとアクティブ・リスニング」

●「五分五分ではなく、
話し手が中心となるコミュニケー
ション方法」

●「話をじっくりと聞くこと」

など言われ、

その効果は、

●相手の成果を止めていた思考や感情を
整理することができる

●相手の自己重要感や心理状態が高まる

●深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感できる

●コミュニケーション能力と自信が高まる

●相手自身が、悩みや問題の解決のため、
必要な行動や変化を得ることができる

などと言われてます。

言葉にすると色々な表現はでてきますが、

私自身は、「傾聴」について

その世界が奥深すぎて
言葉では表しきれないパワーが
あると思っています。

■実際に、

「傾聴」ということを教えている
セミナーや研修はたくさんありますが、

この奥深さを本当の意味で伝えることは
1回か2回では無理だと考えています。

なので、

恐らく大抵の方が

「傾聴」って

「要は、人の話をよく聞くことでしょ」

レベルの印象で終わっているのではないかと
思います。

「傾聴」の持つパワーを知っている
私としては、

このことは、本当にもったいないこと
だと思っています。

■ちなみに、

話す書く考える工房で伝える
「傾聴」のポイントは

以下の2点です。

1.「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

2.「相手の情報をすべて聞き出す」
というつもりで会話をすること

これだけを読むと

他の「傾聴」の説明と
あまり変わらないのですが、

この2点を意識して「傾聴」を
実践することで、

劇的にコミュニケーション能力は
良くなっていきます。

そして、

この2点を実際の会話で実現するために

主に

「質問」を使った会話のスキルが必要に
なってきます。

■正直なところ、

「傾聴」と「質問」というスキルは、

「奥深さ」と「当たり前さ」が
入り混じっているようなスキル
です。

なので、

「そんなこと聞いても為にならないよ」とか
「そんな当たり前のこと知ってるよ」
と思って聞くのと

「へー、そんなことあるんだ!」
と思って聞くので、

同じ内容を聞いていてもその効果が
全然違ってきます。

もちろん、

伝える側の私も
最大限皆さまに「傾聴」の奥深さが
伝わるように工夫をしていきますが、

できるだけ
「へー、そんなことあるんだ!」

で聞いていただけると嬉しいです。

読んでいただきありがとうございます。

この記事のポイント

■話し方を変えれば
人生を変えることができる。

■「傾聴」ができると人生を変える
ことができる。

■「傾聴」の世界は本当に奥深い。

■その奥深さは、研修やセミナーで
一度が二度学んだ程度ではわからない。

■話す書く考える工房で伝える
「傾聴」のポイントは

1.「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

2.「相手の情報をすべて聞き出す」
というつもりで会話をすること

■「質問」を使って、上記の2点を
実現していく。