■今月に入ってから
少しずつ「話し方を変える」
について伝えることをしています。
雑談(会話)を上達させるには、
「傾聴」と「質問」を上手に
使いこなせるようになる。
「話すこと」「聞くこと」の
割合は、
「聞くこと8割」「話すこと2割」か
「聞くこと9割」「話すこと1割」
が良い。
とお伝えしました。
■私自身が
「傾聴」ということを強く意識しはじめたのは
15年前からですが、
最近になって余計に
この「傾聴」の奥深さを感じています。
傾聴とは、
●「深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感する聴き方」
●「話し手の方のお話を、
そのまま受け止めながら聴くこと」
●「積極的に関心を持って注意深く
話を聞く力」
●「英語でいうとアクティブ・リスニング」
●「五分五分ではなく、
話し手が中心となるコミュニケー
ション方法」
●「話をじっくりと聞くこと」
など言われ、
その効果は、
●相手の成果を止めていた思考や感情を
整理することができる
●相手の自己重要感や心理状態が高まる
●深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感できる
●コミュニケーション能力と自信が高まる
●相手自身が、悩みや問題の解決のため、
必要な行動や変化を得ることができる
などと言われてます。
言葉にすると色々な表現はでてきますが、
私自身は、「傾聴」について
その世界が奥深すぎて
言葉では表しきれないパワーが
あると思っています。
■実際に、
「傾聴」ということを教えている
セミナーや研修はたくさんありますが、
この奥深さを本当の意味で伝えることは
1回か2回では無理だと考えています。
なので、
恐らく大抵の方が
「傾聴」って
「要は、人の話をよく聞くことでしょ」
レベルの印象で終わっているのではないかと
思います。
「傾聴」の持つパワーを知っている
私としては、
このことは、本当にもったいないこと
だと思っています。
■ちなみに、
話す書く考える工房で伝える
「傾聴」のポイントは
以下の2点です。
1.「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」
2.「相手の情報をすべて聞き出す」
というつもりで会話をすること
これだけを読むと
他の「傾聴」の説明と
あまり変わらないのですが、
この2点を意識して「傾聴」を
実践することで、
劇的にコミュニケーション能力は
良くなっていきます。
そして、
この2点を実際の会話で実現するために
主に
「質問」を使った会話のスキルが必要に
なってきます。
■正直なところ、
「傾聴」と「質問」というスキルは、
「奥深さ」と「当たり前さ」が
入り混じっているようなスキルです。
なので、
「そんなこと聞いても為にならないよ」とか
「そんな当たり前のこと知ってるよ」
と思って聞くのと
「へー、そんなことあるんだ!」
と思って聞くので、
同じ内容を聞いていてもその効果が
全然違ってきます。
もちろん、
伝える側の私も
最大限皆さまに「傾聴」の奥深さが
伝わるように工夫をしていきますが、
できるだけ
「へー、そんなことあるんだ!」
で聞いていただけると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございます。
この記事のポイント
■話し方を変えれば
人生を変えることができる。
■「傾聴」ができると人生を変える
ことができる。
■「傾聴」の世界は本当に奥深い。
■その奥深さは、研修やセミナーで
一度が二度学んだ程度ではわからない。
■話す書く考える工房で伝える
「傾聴」のポイントは
1.「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」
2.「相手の情報をすべて聞き出す」
というつもりで会話をすること
■「質問」を使って、上記の2点を
実現していく。