人生を変える

A33_会話では、ボケ担当ではなくてツッコミ担当になる

■今月に入ってから

少しずつ「話し方を変える」
について伝えることをしています。

前号から「傾聴」について
お伝えしています。

前号の繰り返しになりますが、

傾聴とは、

●「深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感する聴き方」

●「話し手の方のお話を、
そのまま受け止めながら聴くこと」

●「積極的に関心を持って注意深く
話を聞く力」

●「英語でいうとアクティブ・リスニング」

●「五分五分ではなく、
話し手が中心となるコミュニケー
ション方法」

●「話をじっくりと聞くこと」

など言われ、

その効果は、

●相手の成果を止めていた思考や感情を
整理することができる

●相手の自己重要感や心理状態が高まる

●深いレベルで、相手をよく理解し、
気持ちを汲み取り、共感できる

●コミュニケーション能力と自信が高まる

●相手自身が、悩みや問題の解決のため、
必要な行動や変化を得ることができる

などと言われてます。

■そして、

話す書く考える工房で伝える
「傾聴」のポイントは

以下の2点ということも前回
少しだけお伝えしました。

1.「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

2.「相手の情報をすべて聞き出す」
というつもりで会話をすること

今日は、1の

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

についてお伝えしようと思います。

■実のところ

雑談や会話が上手くいっていない人には
いくつかの悪い癖があります。

この悪い癖を直すために必要と
なってくるのが、

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

という考え方です。

悪い癖のパターンはいくつかある
(次の記事以降で説明予定)
のですが、

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

を意識するようになると
悪い癖のほとんどが治すことができます。

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

を少し言い換えると
この号の件名にもしてますが

雑談(会話)では、

「ボケ担当ではなくて、ツッコミ担当になる」
ということが重要です。

お笑いのことを知らない人がいるかもしれない
ので簡単に説明すると

ボケ担当・・・漫才をするときに話の
大枠を進めていって
ときどきボケをかます人。

ツッコミ担当・・・話に合いの手をいれたり、
ボケ担当のボケに突っ込み
を入れる人。

芸能人で言うと

●ダウンタウン
 まっちゃん:ボケ担当
浜ちゃん:ツッコミ担当

●爆笑問題
太田光:ボケ担当
田中裕二:ツッコミ担当

●タカアンドトシ
タカ:ボケ担当
トシ:ツッコミ担当

です。

■普段話をしているときに、

ボケ担当とかツッコミ担当とかを
意識している人はすくないかも
しれませんが、

仲の良い友人関係などでは

なんとなく役割がわかれているのでは
ないでしょうか。
(少しどっち担当か思い浮かべて
みてください)

仲の良い友人関係の中で

いきなりキャラ変をするとおかしく
なるのでお勧めはしませんが、

雑談(会話)が上手くなるためには、

基本的には徹底的に「ツッコミ担当」に
なることが必要
です。

相手がボケているか
ボケていないかに関わらず

徹底的に

相手が話したことに突っ込みを
入れるようにしてください。

なぜなら

相手が無意識か意識的に
しているかには関わらず

「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」

だからです。

もう少し詳しくは、

会話の悪い癖も含めて次回以降に
お伝えしていきます。

今からでも遅くないので、

ボケではなく、ツッコミ担当になって、
一緒に人生を変えていきましょう!!

読んでいただきありがとうございます。

この記事のポイント

■話し方を変えれば人生を変える
ことができる。

■「傾聴」ができると人生を
変えることができる。

■「人が話したことは突っ込みを
入れて欲しいこと」
という「傾聴」の最大のポイントは
はずさないこと。

■ボケではなく、ツッコミ担当に
なることが人生では必要。