人生を変える

A75_人は否定されるのがとにかく嫌い

■話す書く考える工房では、

「基本的な考え方」と「具体的にやること」
がわかれば人は変われると考えています。

「基本的な考え方」の中の一つに、
「人の特性を知る」というのが
あります。

今回も引き続き、
「人の特性」ついて説明します。

■人は否定されるのがとにかく嫌い

人は、「否定されるのが嫌い」
という特性があります。

例えば、

Aさん:
「洗濯機の購入を考えているですけど・・・」
Bさん:
「ご予算はどれくらいですか」

Aさん:
「5万くらいなんですが・・・
ドラム式洗濯機がいいのですが・・・
よさそうなものはありますか?」

Bさん:
「いいえ、ドラム式洗濯機はもう少し
高いものでないと・・・」

Aさん:
「そうなんですが、小さいサイズ
でもいいのですが・・・」

Bさん:
「ドラム式洗濯機で小さいもの
は使い勝手が良くないですが・・・」

などと会話が進んだらどうでしょうか。

Bさんには、そこまで悪気はないですし
「事実」としては正しいことを言ってます。

しかし、

Aさんが言っていることを
ことごとく否定してしまっているで、

これでは、AさんがBさんに対して嫌悪感を
抱いてしまいます。

■なぜなら、

人は、直接自分のことを否定されている
訳ではなく

「自分が言った言葉を否定」されてただけでも
「自分が否定されてしまう」と感じてしまいます。

このことを注意するために
話す書く考える工房では、

「話し方を変えること」の3つの中に
「相手の言ったことを否定しない」
ということを入れています。

人は、とにかく自分のことを否定されるのが
嫌いなので注意しましょうね。

■また、

「話し方を変えること」の中では、
「相手の言ったことを否定しない」
と伝えていますが、

「人は否定されるのがとにかく嫌い」
という特性で本当に注意しなければ
いけないのは、

「自分自身を否定してしまうこと」です。

この記事で伝えている通り、
人は、

「人は否定されるのがとにかく嫌い」
なのです。

つまり、自分自身を否定してしまっていては
自分自身をどんどん嫌いになってしまいます。

人は否定されるのが嫌いなんだから
当然と言えば当然です。

■しかし、

この当然の負のサイクルに
はまってしまうことは本当に良くある
と思います。

私自身が、そうだったことがあるので
よくわかります。

逆に言うと、
長年その負のサイクルにはまっていた
私でさえも

抜け出す方法を知れば、
その負のサイクルから抜け出せたのです。

なので、

今その負のサイクルにはまっているとしても
諦める必要はないのです。

はじめは、小さな一歩でいいので
今と逆方向に歩くようにすれば
いいのです。

当然、はじめから上手くはいかないことも
あります。

その一歩を踏み出すことを
話す書く考える工房は、
全力でサポートいたします。

何がきっかけになるかわからないので、
色々な角度から記事を書いていく予定です。

このサイトでその小さな一歩を
見つけてもらえれば幸いです。

この記事のポイント

■人生を変えるために、
「基本的な考え方を身に着けること」と、
「具体的にやること」が必要。

■「基本的な考え方を身に着けること」
として、
「人間の特性を知ること」がある。

■その一つに、
「人は否定されるのがとにかく嫌い」
というものがある。

■この特性に注意するために、
「相手の言ったことを否定しない」

■この特性に注意するために、
「自分自身のことを否定しないこと」

■負のサイクルから脱出する1歩目は
どこにあるかわからない。
でも、必ずその1歩目はある。