過去・現在・未来を結ぶタイムライン

タイムラインとは

タイムラインとは、過去・現在・未来を結んだ線のことです。人はそれぞれの中に固有の時間軸を持っています。脳の中に持っている時間軸(過去・現在・未来)とも言えます。このタイムラインは人の感覚の大きな部分を占めているのでNLPでもとても大切な要素となってきます。

タイムラインの形状は

タイムラインは人によって形が様々です。前と後ろ、右から左のように単純な直線のイメージの人もいれば螺旋階段のイメージを持つような人もいます。普段からタイムラインを意識している人は少ないので、まずは自分のタイムラインを知ることが重要です。

タイムラインの活用方法

コーチングやNLPではタイムラインを使ったワークがいくつかあります。具体的な方法は次の項目で説明しますが、自分の中にあるタイムラインを取り出して床に置くイメージをして、過去と未来と現在を設定して使用します。

タイムラインのワーク

過去のタイムラインのワーク

過去に嫌なことがあったり、後悔していることがある場合に有効なワークです。
タイムラインを使って過去に戻り、望ましい行動をとってから現在に返ってきます。

現在を今立っている場所、過去を自分の後ろ側、未来を自分の前側としてワークをします。

1.過去の時点に下がる

嫌なことや後悔していることがあった「過去の時点」にまで後ろ向きで下がります。

2.過去の時点からさらに一歩下がる

「過去の時点」からさらに下がり、その時点を現在とイメージして体感します。

3.一度タイムラインから外れます

一度タイムラインから外れて、過去の出来事を第三者的な目線から眺めます。

4.望ましい行動のイメージで現在に戻る

過去の出来事に対して望ましい行動をしているイメージをしながら「現在の時点」に戻ります。

5.未来の時点から過去の出来事を眺める

「未来の時点」に移動し、過去の出来事の感じ方がどう変わったかを確認します。

未来のタイムラインのワーク

達成したい目標がある場合に有効なワークです。
目標を達成した自分と目標に向かって取り組んでいる自分を体感します。

現在を今立っている場所、過去を自分の後ろ側、未来を自分の前側としてワークをします。

1.現在の時点に立つ

まうずはタイムラインの「現在の時点」に立ちます。

2.未来の時点を決める

目標を達成している「未来の時点」を決めます。

3.過去の時点に下がる

現在から「過去の時点」にまで後ろ向きで下がります。目標に向かって取り組んでいる自分を体感します。

4.現在の時点に戻る

過去を体感したら、「現在の時点」に戻ります。

5.未来の時点から現在の自分に声をかける

「未来の時点」に移動し、「未来の時点」から振り返って「現在の時点」にいる自分に声をかけます。

 

話す書く考える工房

コーチングとNLPを中心に少しでも皆さまに役立つ情報をお伝えしていこうと思います。がんばって更新していきいますのでよろしくお願いいたします!

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